真実は無色透明で 少しだけ冷たい
出典: A.M.D.K.J./作詞:RINA 作曲:MAMI
この部分について、3つの視点から解説したいと思います。
1つ目の視点:頭ではなく心で動く
正論ばっか吐き捨ててないで
凝り固まった頭を冷やして
出典: A.M.D.K.J./作詞:RINA 作曲:MAMI
頭で考えるからこそ、枠で考えてしまい、細部を柔軟に思考できなくなっている。
そんなメッセージを現代社会に突き付けています。
枠で現実を捉えるのは簡単なようで、大事なものを見落としています。
頭ではなく心で感じ、流動的に思考し生きていく。
そうすることで無色透明で少しだけ冷たい真実にたどり着くのです。
ノリのいいテンポと歌詞を併せて伝えられるメッセージ。
高らかに感覚に訴えかけるものがあります。
2つ目の視点:柔軟に今を生きて、命の炎を激しく燃やそう
予測不可能な明日が怖いのは 君だけじゃない
愛なんて自由自在に 燃えて消えてゆく
出典: A.M.D.K.J./作詞:RINA 作曲:MAMI
予測不可能な明日だから、頭で考えすぎても柔軟に生きることができない。
そんなメッセージが伝わってきます。
未来のことをあれこれ考えて、前に進めない状況に陥ってしまう。
そんな気持ちになってしまうときは、誰にでもあるのではないでしょうか。
しかし、それではいけないのだといつか実感する時が来ます。
心で感じ感覚的に生きていく。
「A.M.D.K.J」が意味するものは「あみだくじ」。
その線が柔軟に自由自在に通って消えていくように、今を生きていけばよいのです。
「A.M.D.K.J.」が表わすものは人生。
曲調からも、命の炎を燃やせという想いが伝わってきます。
3つ目の視点:自分に嘘をつくな
我が物顔がはびこる この世界に嫌気が差すよ
胸に閉じ込めた その想い解き放て
出典: A.M.D.K.J./作詞:RINA 作曲:MAMI
こ自分ばっかり押し出していないで、周りの人のことも考えよう。
社会のことも考え、広い視野で生きよう、といわれているようです。
頭で考えているだけでは気づけなかった自分の本心。
それに気づいて、感覚的に今を生きるよう啓蒙されているようにも感じます。
つまり無色透明という部分は、境界線がなく、すべてを等しく愛するということ。
そして生命力もありながらどことなく冷たい、冷静に社会を眺めている情景が目に浮かびます。
「A.M.D.K.J.」のくじの結果とは?
「A.M.D.K.J.」とは人生といえます。
境界性がなくすべてを愛し、冷静に社会を眺めていく人もいる。
自分のことだけを考え、熱くなって視野が狭くなって生きている人もいます。
そのことから考えると、あみだくじの結果は人それぞれ。
視野が狭いよりも、視野を広く持ってこの社会を生きてほしい。
そんな願いも垣間見えます。
伸るか反るかの話
出典: A.M.D.K.J./作詞:RINA 作曲:MAMI
あなたはどちらでしょうか。