7.SJ

SJというタイトルの意味は明かされていません。

草野マサムネいわく「ガッカリしてしまう」とのことです。

一体何が当てはまるのでしょうか。

曲のタイトルも想像しながら聴いてみると新しい楽しみ方ができます。

8.ハチの針

サビのメロディーやドラマに加わるタンバリンの音が90年代のスピッツを彷彿とさせます。

鳴り続けるギターのフレーズもかっこよくて、アルバム中盤を支えてくれる1曲となっています。

9.モニャモニャ

「モニャモニャ」がここで登場します。

アルバムのジャケットを飾る生き物をモチーフに制作されました。

後半へと繋いでいく1曲としてゆるやかで壮大な楽曲が入ることはアルバムに彩りを与えます。

しかし、「モニャモニャ」もロックを表現しているので、ロックの精神は貫いています。

10.ガラクタ

「モニャモニャ」の壮大さを中和するかのような遊び心が散りばめられた楽曲です。

シングル「みなと」のカップリング曲にも収録されています。

歌詞は、それはもう草野マサムネワールド全開の文学的な歌詞になっています。

しかし、全体的な流れはラブストーリー。

様々な妄想をしながら楽しんで聴くことができます。

11.ヒビスクス

切ないピアノとギターのリフがグッと心を掴んできます。

しかし、サビは裏打ちのドラムと草野マサムネのハイトーンボイスが抜け出してきます。

2番からはそのノリを維持して最後まで駆け抜けます。

12.ブチ

セルフプロデュースされた1曲。

可愛く韻を踏んだ歌詞や後ろで響くシンセの音がまた他にはないスピッツを提示してくれるようです。

13.雪風

テレビ東京のドラマ『不便な便利屋』のエンディングテーマに起用されました。

YouTubeではドラマに合わせたスペシャル映像も公開されています。

ドラマ用の書き下ろし楽曲になっており、アルバムより先に配信限定シングルとして配信されました。

ドラマの世界観を上手く捉えた楽曲に、アルバム用にリテイクされた草野マサムネの声が絶妙にマッチした素晴らしい仕上がりになっています。

スピッツのアルバム「醒めない」収録曲紹介!の画像

14.こんにちは

「こんにちは」が最後になるのと「醒めない」が1曲目になることはあらかじめ決まっていたそうです。

変拍子のイントロが印象的でかっこよく、青春の香りがするノリの良い楽曲です。

スピッツの主催するライブフェス「ロックロックこんにちは」にも何か関わりがあるのかと想像させられます。

太っ腹な映像公開

スピッツのアルバム「醒めない」収録曲紹介!の画像