アルバム「有頂天」に収録されている華やかなリード曲

ポルカドットスティングレイ【有頂天】歌詞の意味を解釈!マネキンは何を意味する?有頂天になってみよう!の画像

ポルカドットスティングレイが2019年にリリースしたアルバム「有頂天」

今回はそのアルバムのリード曲であり、アルバムと同名の曲タイトルの「有頂天」について紹介していきます。

この楽曲は、曲名からも分かる通り"有頂天になれるノリノリなサウンド"が非常に印象的です。

クールで尖ったサウンドの作品が多いポルカドットスティングレイ

しかし「有頂天」は"明るさ"や"華やかさ"を全面的に出している楽曲です。

まさにアルバムのリード曲にふさわしい作品といえるでしょう。

あの人気芸人が登場!?"有頂天"なMVをチェック!

「有頂天」のMVでは、ポルカドットスティングレイのほかに、大人気のお笑いトリオ・東京03も登場します!

MVの冒頭では、和服を着て道を歩く豊本さんがテレビに映し出されます。

しかし、ボーカルの雫さんは、そんな豊本さんをテレビの中から引きずり出し、新しい世界へと導くのです。

その後、スーツを着て会社らしき場所に現れた豊本さんは、同じくスーツを着た飯塚さんや角田さんと合流します。

そして何故か、きのこの山とたけのこの里の論争に巻き込まれる…といったユニークな展開を迎えるのです。

MVの最後では、東京03の3人がノリノリで踊りだすシーンも登場しています。

そのため、最初から最後まで楽しめる映像作品といえるでしょう。

まさに"有頂天"になれる賑やかなMVなので、要チェックですよ!

マネキンがキーワード!?歌詞の意味を解説!

ポルカドットスティングレイ【有頂天】歌詞の意味を解釈!マネキンは何を意味する?有頂天になってみよう!の画像

「有頂天」の歌詞には「マネキン」という言葉がたくさん登場します。

一体マネキンとは何を例えている言葉なのか。

この歌詞の主人公は、どのような生き方をしたいと思っているのか。

歌詞を紹介しながら独自解釈していくので、ぜひ曲を聴く時の参考にして頂けたら嬉しいです。

1番の歌詞

主人公はマネキン?

(※)このまま遠くへ
思い出なんて忘れてさ
私は時代のマネキンさ
流されて変わっていく私を見ていて

出典: 有頂天/作詞:雫 作曲:雫

主人公は自分のことをマネキンと表現しています。

マネキンといえば、さまざまな洋服を着せて飾るための人形です。

つまり、主人公は常に時代に合った流行りの洋服を着ている"流れやすい人間"なのでしょう。

しかも、この主人公は過去に全く執着していません。

過去にあった良いことも悪いことも全部一旦忘れて、気持ちを一新にして生きていこうと思っているようです。

人間は生きていく中で、考えが変わることもあります。

この主人公も、時代に合わせて自分の考えや生き方を改めていくタイプの人間なのでしょう。

そんな自分をこれからも見守っていてほしい!と伝えています。

流行を追いかけていきたいけど…

そんな顔しないで
件のセクシーガールを射止めるその波動砲
華やいでいたいね
軽くて薄い愛とやらで
私の語彙が薄れていく

出典: 有頂天/作詞:雫 作曲:雫

主人公が変わっていく様子を見て、中には良い顔をしない人もいるのでしょう。

"時代に合わせて変わっていく"というと聞こえが良いです。

でも主人公のことを見て"自分の個性や信念がなくてフラフラしている"と捉えてしまう人もいるのでしょう。

そんな人たちに対して、主人公はそんな顔をしないでほしいと伝えています。

時代に合った生き方をしたい。

周りからどんな目で見られたとしても、主人公はこの考えを変える気はないのです。

ただ、そう思っている一方で、主人公も"本当にこの生き方を貫いていいのかな"と悩んでいるのでしょう。

流行を追いかけて生きていると、どうしても個性が失われやすくなります。

まだ世の中に登場したばかりで、さほど愛着もない流行りもの。

それに振り回されていると、自分を自由に表現しにくくなるのでは…?と危惧しているようにも見受けられます。

流行りの生き方をしているカッコイイ人間になりたいと願う主人公。

でも、自分の個性も大切にすべきなのか、迷っているのかもしれませんね。

悩みすぎて疲れてしまった主人公

ああでもない、こうでもない、そうじゃないって
私だって疲れた

(※くりかえし)

出典: 有頂天/作詞:雫 作曲:雫