第3位の【Alice】は、中毒性の高さに注目が集まっている人気曲です。

「脳内で何度も再生してる」という書き込みが少なくありません。

実は超難解な楽曲

緑黄色社会楽曲の大半は、長屋さんが作詞・作曲を担当。

しかし、【Alice】は、作詞者・作曲者の欄にバンド名が記載されていて、メンバー全員が制作に携わっています。

1人1人の個性が落とし込まれ、メルヘンチックな曲を完成させました。

不思議の国のアリスのストーリーをイメージした【Alice】。

見知らぬ土地に迷い込んだアリス、彼女を必死に追いかけるウサギ、両者の様子が想起されます。

可愛らしい世界観とは裏腹に、超難解な楽曲です。

主旋律とリズムが不規則に変化しているため、演奏・歌唱する上で高度なスキルが要求されます。

それゆえ、メンバー4人の秀でた才能が顕著に表れています。

大きな魅力の1つは、ボーカル・長屋さんの歌声です。

長屋さんの歌声はテンポやキーに合わせて抑揚がつけられていて、聴き手の感情を揺さぶります。

聴く最中、コロコロと変わる曲の表情に笑みがこぼれてくるでしょう。

自然と【Alice】の世界へ誘われます。

圧巻のテクニック

しっかりと歌声を際立せている穴見さん・小林さん・peppeさんの演奏。

序奏の部分、穴見さんのソロパート、ベースの低音が響き渡ります。

卓越したテクニックは、圧巻です。

ベースと共に、主旋律を奏でる小林さんのギターもカッコいいです。

高速度のギターストロークにテンションが上がります。

peppeさんのキーボードは、メロディーのアクセントとなり、フワフワとした空気感を演出しています

メンバー個々の超絶技巧が相まって、ライブに映える作品に仕上がっているのです。

第2位:踏み出す勇気を与えてくれる【始まりの歌】

【緑黄色社会】ライブ定番曲TOP5を徹底解説!ワンマンライブやツアーのセットリストも確認して参戦♪の画像

第2位の【始まりの歌】は、【Alice】や【またね】と一緒にライブで披露される頻度が高いです。

清々しい雰囲気に「アオハルかよ」と呟きたくなります。

4人の想いが詰まった作品

アルバム【ADORE】の代表曲に位置付けられている【始まりの歌】。

2014年頃に長屋さんがカッコいいサウンドに憧れて制作したものが原曲となっています。

原曲を制作した当初、理想としている演奏スタイルと実際の能力に大きな差異があったそうです。

そのため、ライブハウスで【始まりの歌】を数回しか披露していませんでした。

約3年間バンドとしてのキャリアを積み重ねた後、【始まりの歌】の公式発表を決めました。

リリースに向けて、メンバーそれぞれがアイディアを出し、随所にアレンジを加えています。

ブラッシュアップした【始まりの歌】は、4ピースバンドアイデンティティが凝縮されていますね。

熟成を経て、バンドならではのサウンドを存分に満喫できる渾身の一作に仕上がりました。

アーティストとオーディエンスが対面するライブで場数を踏み、スキルを磨き上げた成果と言えるでしょう。

美しいコーラス!ただ聞きほれるだけでは勿体ない

【始まりの歌】は、新しいフィールドでの活躍を試みている人々に勇気を与えています。

常に新たなことにチャレンジしている緑黄色社会だからこそ生み出せた応援ソングです。

軽快なメロディーに乗せて紡がれるキャッチーなフレーズの数々に胸が高鳴ります。

特に、コーラスが加わる箇所は、歌の重厚感が増し、テンションが上がります。

ライブに参戦する折には、事前に小林さん・peppeさん・穴見さんのコーラスパートを覚えておきましょう。

ライブ会場で一緒にハモれば、素敵な思い出を作れるのではないでしょうか。

第1位:オーディエンスに一体感が生まれる【またね】

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