君の余韻が光って
今夜の街は綺麗だ
行き詰まる夜だって
忘れられる夜だった
出典: 君の涙が乾く頃/作詞:アマダシンスケ 作曲:アマダシンスケ
「君の余韻」のおかげで街全体が綺麗に見えている主人公。
「行き詰まる夜」といっているので、本当は心のどこかで悲しみや苦しみを抱えているのでしょう。
でも「君」と楽しい夜を過ごしたことによって、それさえも忘れられている。
現実逃避に近いような状態になっているのかもしれませんね。
誰だって上手くいかない時はあります。
そんな時は、こうやって現実逃避してリフレッシュするのも大事なのでしょう。
数々の思い出を振り返る
たとえ話で眠れない夜も
電話越し2人でムキになる夜も
久しぶりに逢って高まる夜も
タバコの煙 君が怒った夜も思い出した
出典: 君の涙が乾く頃/作詞:アマダシンスケ 作曲:アマダシンスケ
「君」との思い出は振り返ったら数え切れないほど出てきます。
ここの部分では、そんな数々の思い出に浸っていることが分かりますね。
2人の思い出は楽しかったことだけではないようです。
「ムキになる夜」や「怒った夜」とあるように、喧嘩っぽい雰囲気になることもあったのでしょう。
それでも喧嘩別れしていないということは、深い絆で結ばれているということ。
とても素敵な関係ですね!
再び登場するサビの歌詞
(※)うるうると 流れてくる
この涙には意味があって
君の余韻 忘れてしまう前に
掴めそうなうちに離さない
出典: 君の涙が乾く頃/作詞:アマダシンスケ 作曲:アマダシンスケ
ここの部分は冒頭の歌詞と一緒ですね。
今までに登場した歌詞を読んだ上で、再びこの部分の歌詞を読むとなんだかより感動できます。
この主人公にとって「君の余韻」は幸せな気分を与えてくれるもの。
そんな風に感じられますね。
君との距離を0にしたいと思っている
(※2)言葉を今感じるまま
君の胸に 突き刺したくて
感情が溢れ出るこの夜に
今の距離を超えて 君との距離よ0になれよ
出典: 君の涙が乾く頃/作詞:アマダシンスケ 作曲:アマダシンスケ
主人公の心は「君」に対する思いで溢れかえっています。
その思いを余すところなく「君」に届けたいと思っているのでしょう。
そして、感情に任せたまま「君」ともっと距離を縮めたいと考えているようです。
ちなみに、この楽曲が収録されているミニアルバムのタイトルは「0.02」。
そしてこの楽曲で登場するのは「0」という言葉。
今も十分に近い距離(0.02mmほどしかない距離)だけど、それを0にしたいという意味にも捉えられますね。
なぜこの主人公は泣いているのか?
最初で最後 胸が熱くなる
君の涙が僕を泣かす夜
手紙が歌う君を泣かす言葉
君の歌声 その顔に
(※ くりかえし)
(※2 くりかえし)
出典: 君の涙が乾く頃/作詞:アマダシンスケ 作曲:アマダシンスケ
ここに来て初めて、主人公が泣いている理由が判明します。
「君」が泣いているから、それにつられて主人公も泣いているのです。
「手紙」や「歌声」という言葉も登場しますね。
「君」や主人公はこの「手紙」や「歌声」がきっかけとなって泣いているのでしょう。
「手紙」や「歌声」というと、なんだか結婚式や卒業式といった行事も思い浮かべることができますね。
「最初で最後」ともいっているので、もしかしたらこの2人は何かのイベントの最中なのかも…!?
そんな推測もできるような気がします。
おわりに
FOMAREの「君の涙が乾く頃」は聴いているリスナーの心も熱くしてくれる感動ソングですね!
恋人や友達など、さまざまな人を当てはめて聴くことができるので共感できる人も多いはず。
FOMAREの楽曲は、他にも胸を熱くする素敵な作品がたくさんあります。
このOTOKAKEでもFOMAREの楽曲について詳しく解説している記事が数多くありますよ♪
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!