成長を続ける「FOMARE」
群馬で結成されたロックバンドに「FOMARE」(フォマレ)という名がついたのは2014年のこと。
長い下積みが当たり前のJ-ロックシーンの中で、FOMAREはまだ新星といったポジションかもしれません。
FOMAREの『新しい歌』をピックアップ
今回ご紹介する『新しい歌』は、2018年8月8日にリリースされたミニアルバム「0.02」に収録されています。
前作「If I stay」が未だに売上を伸ばしている中で発売されたこのアルバムのラストを飾る1曲です。
実は『新しい歌』はアルバム描き下ろしでもシングルカットでもありません。
FOMAREが2015年に無料配布した音源に収録されていた曲なのです!
FOMAREファンにとってはおなじみの、そして数々の思いが詰め込まれた1曲ではないでしょうか。
白熱したライブ映像を用いた『新しい歌』のMV
『新しい歌』の歌詞に迫る!
ふとした瞬間に思い浮かぶ「あなた」
将来に向かって走り始めた「僕」と、「僕」が想う「あなた」。
「僕」を中心とした物語が次第に2人の物語へと変化していきます。
歌の説得力に自信がある「僕」
僕は今ただ夢を唄う
口だけは誰にも負けない
出典: 新しい歌/作詞:アマダシンスケ 作曲:アマダシンスケ
「僕」が歌に乗せる歌詞は、とても前向きなもののようです。
今この瞬間、その歌を歌っている時間は歌詞に対して全身全霊を注いでいるのでしょう。
その歌は彼が目指す場所、将来についての歌。
本気で目指しているからこそ、歌っている最中は他のことが考えられなくなるほど集中するのです。
強い思いをつづった歌詞に説得力をもたせるのは、彼の得意分野のようですね。
口先だけ、という意味ではなく「熱意を言葉で伝える力」という意味にとらえました。