人やものとの関わり

「マジック」は「ある人とあるものの関わり」をテーマにして作った曲とのこと。

「周りにある人やモノを見て自分を作っていく」ということを歌った曲だそうです。

確かに主人公と「君」はお互いを大切にし、主人公は「君」によって行動を起こしているように思えます。

歌詞はボーカルの松原有志さんが主に担当していますが、歌入れギリギリまで歌詞に悩み続けたそうです。

どの箇所の歌詞に悩んでいたのかは秘密とのことでした。

同じボーカルの上野皓平さんとも話し合い、歌入れ寸前になってやっと完成したといいます。

フルアルバムの中でも思い入れの強い歌詞になっていることでしょう。

詳しい裏話については、以下のページで閲覧できます。

The Songbards、歌入れギリギリまで悩んだ思い入れのある楽曲とは

魔法の正体とは

「マジック」は歌詞を見ると恋愛ソングのように解釈できますが、本当に恋愛かどうかまでは判断できません

歩けない相手の代わりに自分が遠くまで行くのは、自分の友達でも兄弟姉妹でも、また子供でも有り得る筈です。

恐らくこの歌詞で大切なのは主人公と「魔法」のように感じられます。

登場する魔法は、端的に表すなら「自分を相手にとって特別な存在にさせる魔法」です。

何度も解説しましたが、主人公が大切にしている「君」は世界から見れば普通の人間です。

しかし主人公には特別に見えている。

何故なら「魔法にかかっているから」です。

ではこの魔法は何なのかといえば、月並みですがによるものでしょう。

愛することで、その相手が特別になります

最初は「何故特別になるのか」分からないでしょう。

後になって「自分が相手を愛しているからだ」と「魔法の存在」に気付く日が来る可能性はあります。

気付いたとして、二人の関係がどうなるかは分かりません。

もっと愛が深まることもあれば、分からないままでいた方が良好だった場合もあるでしょう。

歌詞では主人公はこの魔法に気が付いている反面、「君」は気が付いていないように思えます。

いつか相手が魔法に気が付いた時を見越したのが、「マジック」なのではないでしょうか。

自分を形成していくものって?

人間は周りの人環境から影響を受けて育ちます。

人から言われたことや受けた行為、目に見えたモノが蓄積して、やがて自分の性格や考えになっていくのです。

The Songbardsが語っていた「自分を形成」とは、このことを表しているように解釈できます。

「そんなの小さい子供の時の話でしょ?」と思う人もいるでしょう。

しかしながら、何歳になっても人は周りの人やモノに影響を受け続けながら生きているのです。

現に主人公だって、「君」から影響を受けていると思われます。

相手に代わって自分が遠出したり、愛することを知ったり。

要するに「君」が主人公を作っているのですね。

だとしたら、主人公の内面を作っていくのもまた「魔法」の一環と考えることができます。

The Songbardsのスタートを飾る1曲

The Songbards【マジック】歌詞の意味を徹底解説!解けない魔法って?「君」の正体に迫るの画像

「マジック」について解説しました。

The Songbardsが掲げる「個々の尊重」「グループとしてのまとまり」がよく表された1曲といえます。

メジャーデビューのスタートダッシュにぴったりな曲ではないでしょうか!?

ロックといえば激しいイメージがつきものですが、「マジック」のように優しい曲もあるのです。

人によってはロックの見方が変わる曲にもなるでしょう。

大切な存在がいる人と、その相手に一緒に聴いてもらいたい1曲となっています。

先月公開されたドキュメンタリー映画でも話題の世界的UKロックバンド、OASISおすすめ曲を紹介!90年代を代表するUKロックサウンドでロックンロールの代名詞ともいわれてきた彼ら。初めて聞く人もそうでない人もこの記事をみればはまること間違いなしです!

The Songbardsはビートルズ以降のUKロックに強く影響を受けてきたユニットです。

そのため、昔ながらのUKロックの色を取り入れた曲が多く存在しています。

しかしリスナーの中には「UKロックってどんなの?」という人もいるでしょう。

UKロックを知る上でおすすめなのが、このOASISです。

正統派UKロックバンドで、2009年に解散された後も多くのファンに愛されています。

UKロックを知ることで、The Songbardsの楽曲をもっと楽しめる筈です。

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