【開眼】について

2021年3月のリリースされたヒプノシスマイク(Bad Ass Temple)の【開眼】。

ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- 2nd D.R.B Bad Ass Temple VS 麻天狼」のアルバムに収録された曲です。

無音の状態から始まるという異例の曲ですが、そこがまた聞き手を惹きつけます。

キャラクターが入れ替わりラップを繰り広げていくという斬新な展開です。

【開眼】の歌詞の意味はどのようなことなのか?

信じた正義や生き様とは一体何なのか?

魅力あふれる【開眼】の歌詞について徹底的に考察していきます。

【開眼】の歌詞に迫る

絶望的なフレーズが意味するもの

この世の全てが暗闇ならば
瞼を開く意味などないから

出典: 開眼/作詞:アフロ 作曲:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)

冒頭に出てくるこのフレーズは何を意味しているのでしょうか?

始めから絶望的なフレーズです。

【開眼】はヒプノシスマイクのナゴヤ・ディビジョン(Bad Ass Temple)によるもの

3名のキャラクターのラップが繰り広げられますが、まずは1人目のセリフから始まります。

これは、"十四"というキャラクターによるセリフだといわれています。

セリフの内容から考えると、この世界の全てが悪だといっています。

何もこの世界に期待するようなことはないということですね。

いったい何があったのでしょう?

この世の中を生きていく上で、何かとても辛いことがあったことが考えられます。

目を開き、世界をみることすら意味ないというほどに苦しい思いを抱えているのです。

認めたくないもの

俺には我慢ならんもんがある

出典: 開眼/作詞:アフロ 作曲:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)

このフレーズから読み解くと、どうしても許せないことがあるということはわかります。

このセリフは2人目の"獄"によるもの。

許せないことは2つあるようです。

1つは負けることですね。

ここではラップバトルに負けることが考えられますね。

または、自分に負けることも考えられるでしょう。

そしてもう1つは負けて悔しい想いをしたことを誰かと共有すること

これはどういう意味なのでしょうか。

自分が負けたことに対して、誰にも慰めて欲しくないということです。

慰めてもらうことほどみじめなことはないということが伝わってきます。

行く手を阻むものがある

進む先に道はない ならば幸い 迷うこともない

出典: 開眼/作詞:アフロ 作曲:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)

このフレーズはどのようなことを意味しているのでしょうか?

3人目の"空却"によるセリフです。

このフレーズでは、これから歩む道には未来の希望はないということをいっていますね。

この世の中で生きるということを絶望的に感じています。

何があったのでしょうか?

しかし、もしこれから進む道がないとわかっているのなら、幸せとも感じていますね。

もしかすると、輝く未来があったのならば自分自身は多くの選択肢に迷いを感じてしまうかもしれない。

しかし、もし未来がないということをわかっているのなら、迷いがなくただひたすら生きるだけだといっています。

そして、そのようなことが1番の幸せだと感じているのでしょう。

必死で生きる

開眼 さぁ 目を開けて見ろ
意志で 意地で 生きて

出典: 開眼/作詞:アフロ 作曲:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)

ナゴヤ・ディビジョンの3人のキャラクターが集結し、語る強いフレーズ。

このフレーズでは何をいっているのでしょう。

これから訪れる未来に期待が持てないものであれば、ただがむしゃらに生きるだけだということです。

しかし、何となく過ごすのではなく必死でしがみつこうと思っています。

それは、自分の意志でもあります。

それかこの世に対する恨みがあり、必死でしがみつきたいと思っているのでしょう。

何か必死で執着していることがありそうですね。

なぜ、瞼を開かなくても良いのか?