心の重さ
命と一緒に受け取った 21gの心に
僕らはそれぞれの祈りを ひとつずつ飾っている
出典: イノセント・プレイ/作詞:渡井翔太 作曲:渡井翔太
諸説ありますが「人間の魂(心)は21gの重さがある」という話があります。
人間はこの世を去るとき、この世には肉体だけが残ります。
魂はどこか(あの世)へ逝くからです。
なので、1行目にあるこの重さは、私たちの心の重さであることがわかります。
そして2行目の祈りですが、それは受ける意味も込められています。
目に見えないものですが、みんな心をもち、祈りを受けているからです。
生まれてきたその瞬間から、ひとりひとりの心に、祈りを受けている。
その祈りとは人それぞれ違うものです。
この曲は、全体を通して、生まれてきた意味を考えるきっかけになるでしょう。
命の尊さ
戦場で鳴ったピアノ 瓦礫に手向ける花束
僕らはそれぞれに祈りを ひとつずつ宿していく
出典: イノセント・プレイ/作詞:渡井翔太 作曲:渡井翔太
この部分では、命の尊さを伝えています。
争いで一瞬のうちに奪われてしまう命を思い歌っています。
苦しいことがあっても、(私は)向かっていかなくてはいけない。
尊い命が奪われていく、恐怖とたたかいながら。
絶望を感じても、諦めてはいけない。
争いだけに限らず、自然災害なども当てはまります。
この楽曲は、被害に遭われた方を思い、その意味をとらえることができます。
台風や地震、そのほかの災害に対しても命を奪われることがあるからです。
その大切な思いを忘れたくない
天文学的確率を掻い潜ってもまだ
胸に残るものを どうか どうか 忘れないでいたい
出典: イノセント・プレイ/作詞:渡井翔太 作曲:渡井翔太
「天文学…」この意味は可能性が低いなどを意味します。
また「掻い潜る」はやっとの思いで通り抜けるなどの意味です。
その意味を踏まえて解釈すると以下のようになります。
可能性が低かったことを成し遂げられたとしてもこの思いは忘れたくない。
このように、忘れたくない大切な思いということがわかります。
ここでは、忘れない大切さを感じることができます。
辛くても前に進む
行かなきゃいけない
ねえ イノセント・プレイ
報われない思いはどこかへ消えた
それでも それでも僕ら行かなきゃ
出典: イノセント・プレイ/作詞:渡井翔太 作曲:渡井翔太
落ち込んで立ち直れないこともあると思います。
それは、悲しいことがあったり、辛いことがあったとき。
もう何もしたくない。
そういう風に思うこともあるでしょう。
でも、そんなときも行かなきゃいけない、進まなきゃいけない。
ここの歌詞からは、そんな強い思いを感じます。
未来へ進もう
誰もが 勇ましい 勇敢な勇者ではなくて
震える その足で 明日へと向かうのだろう
出典: イノセント・プレイ/作詞:渡井翔太 作曲:渡井翔太
どこかのスーパーヒーローみたいな、そんな人間はいるのでしょうか。
いつでもヒーローは憧れです。
ですが、ヒーローだって辛いこと悲しいことがたくさんあるはずです。
もしかしたら、いつも怖くてたまらないかもしれません。
それは人間である私たちだって一緒です。
でも強くなくたって、怖くたって、進まなくてはいけません。
この部分では、向かっていくその一歩を連想させます。