【貧乏なんて気にしない/KOHH】歌詞の意味を解説！お金って何だろう…？改めて価値を問う！

まわりの人がいうことはどうでも良い。

自分らしく生きていたい。

こんな風に感じます。

お金よりも愛というけれども、実際にはお金が大事な人が多すぎる。

こんな矛盾をKOHHは敏感に感じているのでしょう。

今の時代、あらゆる方法で自分の主張を表現できる場所が増えました。

そんなことが影響しているかはわかりませんが、言葉に対する責任が希薄になっていると感じます。

言論の自由があるといっても、これが成り立つのは言葉に責任を持つことが前提です。

あまりにも言葉が軽んじられている現代に、KOHHが投じたとても重い言葉ではないでしょうか。

私はここのリリックが大好きです。

「俺たちは貧乏な億万長者」

最高の表現だと思います。

お金があるに越したことはないです。

これはKOHHも私も同じように感じています。

だけど、自分を見失わずに本当の友人と稼いだお金を分かち合いたい。

そんな気の合う友人がいるから、「貧乏な億万長者」と表現できるKOHHのすばらしさ。

このフレーズが私の奥のほうの何かに突き刺さりました。

今のままでも幸せ。

だけど、お金を稼げたら友人にお返しができるからもっと幸せ。

こんなことが読み取れます。

今KOHHが私の隣にいたら、お気に入りの酒をおごってあげたい気分です。

お金を持つと人間は、今よりももっと欲深くなります。

これをしたからお金をあげる、give-and-takeってやつですかね。

そうじゃなくて、お金を稼げるようになった自分を支えてくれた人へ恩返しをしたい。

こんなにもあたたかい若者がまだいたことに驚いています。

ここまでの流れで、ここからのフレーズに重みを増していると感じませんか？

お金では買うことのできない大切な友人がたくさんいる。

こいつらがいたから今の自分でいられるんだ。

KOHHが語る言葉の意味。

すごくぶっきらぼうに感じるけれども、いっていることはとてもあたたかいです。

やっぱり人間は、感謝する心とそれによる行動ってものすごく大切ですね。

そんな感覚を私も日々忘れないようにしたいものです。

私が「貧乏なんて気にしない」をはじめて聴き終わった後にしてしまったことがあります。

すごく真っすぐで素直なKOHHのリリックに感動して、拍手していました。

こんなことしたのははじめてで、正直驚いています。

「自分らしさ」を持ち続けるのはとても大変で、できそうでできないことです。

しかし、KOHHは「自分らしさ」をこれからもずっと持ち続けることでしょう。

あなたも記事を読み終わった後に、KOHHの声で「貧乏なんて気にしない」を感じてください。

彼の抱く信念が心に染み渡るはずです。

KOHHに対して否定的な人は、彼のリリックを十分に読み解いてからにしてほしいです。

ここまでの「貧乏なんて気にしない」の記事を読み終えた後でもKOHHの印象は変わりませんか？

今回はあえて技術的なことには一切ふれずに、リリックのみを解説してきました。

なぜそうしたかというと、KOHHの世界観がとても素晴らしかったからです。

KOHHの世界観を一番伝えやすい方法が、リリックを深くひも解くことになります。

彼が持つ真っすぐで素直な心、私たちも見習いたいものです。