「SCARS」の歌詞の意味を独自に解釈!歌割も!
歌割と歌詞の意味を同時に紹介!
それでは「SCARS」の歌割と歌詞について解釈していきます。
もちろん、歌詞の解釈は十人十色で、さまざまな見方があると思うのであくまで一意見として参考にして下さい。
イントロはピアノの旋律から始まります。
あとどれくらいだろ?
僕らがこうして
いられる瞬間(じかん)は (重岡)
幸せな時間(とき)を刻む
ほどなぜか臆病になる (中間)
出典: SCARS/作詞:SHIKATA 作曲:O-BANKZ・Takuya Harada・SHIKATA
この歌詞の4行目のフレーズを見てみましょう。
この登場人物はどうやらあまり幸せに慣れていない人なのかもしれません。
不幸に慣れ、幸せに慣れていない人が幸せな時間を経験すると、理由もなく不安になるということがあるからです。
今日という一日が
終わるとき 側にいたい (藤井)
誰にも言えない孤独は
お互いに隠さないでいい (桐山)
出典: SCARS/作詞:SHIKATA 作曲:O-BANKZ・Takuya Harada・SHIKATA
「一日の終わりにはそばにいたい」ほど好きということですね。
またお互い寂しければ、隠さずに、お互いに言おうと主張しています。
これは、さみしさを自分で解消する方向でなく相手に満たしてもらう。
つまり、お互いに依存しているような恋愛。
まばたきさえ惜しんだ
君の不安 たまらないのさ (濱田)(ハモリ神山)
僕は君の為に 誰かを傷つけても
構わない (神山)(ハモリ濱田)
出典: SCARS/作詞:SHIKATA 作曲:O-BANKZ・Takuya Harada・SHIKATA
君の不安があっては、居ても立ってもたまらない、君のためならほかの人がどうなってもよいということですね。
道徳的精神を捨ててまでも君のことを愛するという、かなり異常な溺愛っぷりだということがわかります。
愛するほど 戸惑う この恋心
壊れるくらい抱きしめ合ってく(全員)
たどり着くのは幻だとしても (小瀧)
今(ここ)に君がいればいい (全員)
出典: SCARS/作詞:SHIKATA 作曲:O-BANKZ・Takuya Harada・SHIKATA
1,2行目の全員で歌うサビの出だしに注目してみましょう。
相手のことが好きでたまらなくその感情が若干暴走しがちになっているようにも見えます。
幻というのは現実ではない。
たとえ最後にたどり着くのが現実でないような状況だとしても、今ここに君がいれば構わない。
それほどに君のことが好きだということが表されているように感じます。
やはり相手を非常に愛しすぎて、重たい恋愛のような感じがします。
他の誰も触れない確かな記憶
消せない本能に刻まれていく
ずっと2人は愛し合うはずなのに
素直になる度 (全員)
疼く傷痕 (中間)
出典: SCARS/作詞:SHIKATA 作曲:O-BANKZ・Takuya Harada・SHIKATA
二人が互いに愛し合う記憶は二人だけのもの。
愛し合えば愛し合うほどそれが強く刻まれていきます。
しかし、ラスト2行のフレーズから、過去の経験からなにかトラウマがあるような雰囲気を漂わせています。
過去に素直になった結果、ひどく傷ついた経験がある。
それが今でも傷跡となって残っていて、同じ状況になった時にふと蘇ってしまうというように捉えられます。
君は僕を照らし
僕は君の鏡になる (中間と藤井)
本当の顔を映した
安らぎがそこにはあった(重岡と小瀧)
出典: SCARS/作詞:SHIKATA 作曲:O-BANKZ・Takuya Harada・SHIKATA
この歌詞2番の初めの歌詞になっています。1番からの場面転換が見られる歌詞です。
前半はお互いに笑顔で微笑み向き合っている様子を描いているのではないでしょうか。
そうしてお互いに微笑みあったことがお互いの安らぎにつながっていたのでしょう。
だからこそ瞬間を (桐山)(ハモリ中間)
求めるように 想いを馳せる(桐山)
失うくらいなら 罪と罰を受けようと(濱田)
構わない (濱田)(ハモリ神山)
出典: SCARS/作詞:SHIKATA 作曲:O-BANKZ・Takuya Harada・SHIKATA
その愛しい時間、愛しい瞬間を求めたい。
そしてそれを失うぐらいなら、罪と罰を受けるくらいのことをしても構わないということでしょうか。
このフレーズからも相手にかなり依存していて、その相手なしでは生きていけないくらいの情を感じます。
傷つくほど 強くなる 愛しき衝動
温めあうように慰めてゆく (全員)
例えばそれがまやかしだとしても (神山)
2人だけは真実 (全員)
出典: SCARS/作詞:SHIKATA 作曲:O-BANKZ・Takuya Harada・SHIKATA
前述した、サビ部分の「幻に~」からのフレーズと似ていますね。
例え、ここにあるすべてがまやかしや幻だったとしても。
ここで愛し合っている二人がいるということは真実であるということを述べています。