今注目の日韓合同女性人気アイドルグループ【IZ*ONE】
IZ*ONEは韓国と日本合同のグローバル女性アイドルグループです。
韓国の音楽専門チャンネル「Mnet」のオーディション番組で選抜された日韓12名から結成。
現在人気急上昇中のアイドルグループで、日本のAKB48グループから3人の日本人が参加しています。
その他のメンバーは番組の視聴者投票から選ばれた韓国人9人です。
【夢を見ている間】IZ*ONE 日本語訳で解説!
「夢を見ている間」が収録されているデジタルアルバムでの収録曲は全4曲です。
オーディションで勝ち残ったメンバーと、AKB48グループのメンバーを含む20名の選抜メンバー。
彼女たちが日本語、韓国語バージョンで合わせて4曲の楽曲を収録しています。
IZ*ONEは、2018年の10月29日から2021年の4月までの2年6ヶ月の期間限定での活動です。
AKB48グループメンバーも日本での活動は休止し、現在はIZ*ONEとして勢力的に活動中しています。
今回は、そんなIZ*ONEが2018年に韓国で華々しくリリースした楽曲の中から1曲を選びました。
タイトルは【夢を見ている間】です。
歌詞を紐解く!感謝の理由とは…
透き通ったピュアな歌声で歌い紡ぐ彼女たちのこの楽曲。
曲のなかで「感謝の気持ち」をテーマに歌い綴っている部分が多いように見受けられます。
一体何に対して、何に向けて、どのような感謝を歌に込めているのでしょうか。
歌詞全体からは、「同じ目標を持った同志が、共に互いの道を歩んでいった軌跡の歌」という印象です。
共に支え合い、刺激し合いながら歩んできた道のりや、友という存在に対しての感謝の気持ち。
まるでIZ*ONEのメンバーの気持ちを歌にしたかのようにも思える楽曲ですね。
歌詞の最後に出てくる涙の理由も気になります。
序盤、その情景と歌詞に込められた想い
短い文章の中に込められた風景を想像してみましょう。
それだけで人物像とその者のおかれている立場や気持ちなどが容易に伝わってきます。
1番の歌詞は、迷いや不安、友との出会いなどを描いていますね。
その時の素直な気持ちや想いなどを描写しているようにうかがえます。
全体の歌詞から浮かぶ景色は、暗い森やそこで見えた光、その上へ、といった自然の緑や空など。
これらの情景を思い描きながら読み解くことができます。
不安から希望へと開けていくような歌詞
깊은 숲 속 혼자 헤매다
잠시 멈춰 뒤돌아봤어
자꾸 멀어지는 이 길이 너무 두려워
간 우연히 내 맘을 비춘
따뜻했던 그 햇살 너였어
出典: 夢を見ている間/作詞:秋元康 作曲:イギヨンベ
【和訳】
深く暗い森の中で迷子になったように
進もうとする道を見つけられなかった
闇の中の一筋の光がやっと見えたの
それは出会いのおかげ あなたに会えたからなの
「暗い森で迷子になる」という表現から想像できることは一体なんでしょうか?
どこかに進もうとする気持ちがないと「迷う」という感覚にも陥らないでしょう。
やりたいことに向けてこの先どう進めばいいのか、または「進もうとする道」を知っていても進めない。
そんな不安と自信のなさが伝わってきます。
道がわからなくなってしまった主人公。
その道を突き進んで、本当に行きたい場所へたどり着けるのか…。
そんな心の迷いもうかがい知ることができるといえるのではないでしょうか。
そして自信がなくなっていたところへ「あなた」が現れたと読み取れます。
3行目では「あなた」に出会ったことで得られた感覚を表現しているのでしょう。
進むべき方向が定まったのか、もしくは、新たに見つかったのかもしれません。
希望が見え隠れしてきたところで、歌はスタートしていきます。
覚悟と強さを感じる一節
그 날부터 나는 꿈을 꾼 거야
때로는 힘들고
지친다 해도
너를 위해 또 돌아가지 않아
꼭 기억해줘
出典: 夢を見ている間/作詞:秋元康 作曲:イギヨンベ
【和訳】
どれほどまでに辛くても そこまで険しくても 坂道を登ってみせる
ここで出てくる「坂道」とは苦難のことでしょう。
これから険しい坂がやってきても、乗り越えるんだという強い決意を感じる一節です。
前述の歌詞から、「あなた」という存在に出会ったからこそ、この決意ができたのでしょう。