願い

生まれかわっても わかるよう
ぼくを 思い出せるように
いやになるほど見つめてね
忘れないでね ずっと

出典: 天国のでたらめ/作詞:志磨遼平 作曲:志磨遼平

魂が生まれ変わるのか、本当のところをわかる人など存在しません。

しかし、ともに夢を必死で追い続けた仲間とは、生まれ変わっても巡り会いたいものです。

「次もまた巡り会えるように、目に映るイメージを心に焼き付けて欲しい。」

こんな切ない願いを抱かせる神様がとても恨めしく感じます。

また巡り会いたい気持ちが切ない

大切な仲間とあと1歩のところで夢がかなえられたのに、悲劇の事故が台無しにしてしまいました。

こんな無情なことがあって良いのでしょうか?

死してもなお、仲間との再会を願う気持ちが切なすぎます。

ここからは、「天国のでたらめ」の歌詞の中盤です。

引き続きお楽しみください。

思い出

きみとぼくの距離を  (C) と (D) として
イコールじゃ平行線
今でも踊れるさ あのエイトビートを
ぼくらをまた近づけて

出典: 天国のでたらめ/作詞:志磨遼平 作曲:志磨遼平

ダンスで嫌になるほど聴いたエイトビートは、無意識に4人を引き寄せる材料となるでしょう。

なぜならそのエイトビートを聴くと、自然と体が動き始めるからです。

その動きが4人同時にそろうと、最高のダンスに仕上がります。

「このリズムさえあれば…」

こんな希望を胸に抱き、仲間を探し続けるのでしょう。

共有したもの

書いて 消して 芯も 折れて
まだ答えが出なくて
破れそうな答案用紙に
それでも 証明するから
きみと見た夢を

出典: 天国のでたらめ/作詞:志磨遼平 作曲:志磨遼平

不思議な出会いに困惑しても、目指した夢を4人で共有していたので拒絶できないのです。

自然と体が反応してしまうエイトビートや、なぜか無性に惹かれる人物にどうして良いのかわかりません。

すでに抱いている奇妙な感覚が本来の姿を気づかせる、きっかけとなることでしょう。

誓い

踊るきみの姿のすべてを
笑う顔も 口癖も
覚えて生まれかわるから
来世もよろしく ずっと

出典: 天国のでたらめ/作詞:志磨遼平 作曲:志磨遼平

来世でまた出会うための誓いが切なすぎます。

しかし、大切な人とはこのような誓いをたてることは、自然なことなのでしょうか?

些細な癖でも、仕草でも、この命がある限り目に焼き付けておきたいと考えるのでしょう。

そして必ず来世で巡り会う、なんだかとても切ないけれども、素敵な歌詞に感じます。

そんな素直な気持ちを大切にしていきたいものです。

信じる気持ち

大切な仲間と必ず再会することを信じ続ける気持ちが、切ないのに前向きな気持ちにさせます。

こんなにも大切な仲間がいるのは、大きな財産といえるのではないでしょうか。

いよいよ「天国のでたらめ」の終盤に入ります。

どうぞお楽しみください。

忘れさせないで