MOROHA【拝啓、MCアフロ様】歌詞の意味を徹底解説！バンドマンと別れた彼女が書き残した内容とは

「二度と会わない」これもまた、彼のためなのでしょう。

ずるずると中途半端に関係を続けていたら、彼も自分もダメになってしまう。

彼が音楽を頑張れるように。

そんな想いがあるから、音楽で会いに来てと歌っているのかもしれません。

そばにいなくても、いつでもあなたを応援している。

彼女の健気さが伝わってくる歌詞です。

そしてまた、彼女の強さも同じくらい伝わってきます。

悲しいだけの歌なんて歌わないで。

どうか、希望に満ちた歌を歌っていて。

彼女の美しい願いに胸がいっぱいになります。

貧乏でも、愛する人と共にいられた幸せな日々。

そんな生活に彼女は「さよなら」を告げます。

ありふれた日常のなかにあった小さな幸せ。

その幸せをこの先もずっと覚えていられますように。

ふと思い出を語る彼女の言葉には、そんな気持ちが込められているのではないでしょうか。

これからは互いに別々の道を歩んでいく。

それは決して悲しいことではなく、2人の将来のための決断でした。

幸せの形は、人それぞれです。

彼女と彼の幸せもまた、別の形をしていたのでしょう。

当然のことながら、別れたあとも2人の人生は続いていきます。

続く彼の人生が、どうか素晴らしいものでありますように。

彼女の願いは、最後まで彼の幸せでした。

ここの歌詞は彼女の愛情が深すぎて、思わず涙が零れてしまったという人も多いでしょう。

「相手の為より～」なんて言いながら、彼女はいつでも彼のために行動してきました。

彼の良いところとダメなところ。そのすべて受け入れて、愛していた。

だからこそ、彼にはこのままでいてほしくなかったのでしょう。

きちんと自分と向き合って、誠実に生きて。

それが彼女が彼に一番伝えたかったことなのかもしれません。

私がいなくてもちゃんと幸せになってね。

彼女の一途な愛情は、きっと彼の心の奥深いところまで届いたはずです。

続く歌詞では、別れたあとの彼の人生について、彼女の想いが綴られています。

自分が彼にしてあげられなかったこと。

それをしてくれる女性と出会って、幸せになってほしい。

別れたあとも彼を気遣う彼女の心の美しさに、胸を打たれます。

人を愛することの素晴らしさ。

それを彼女の手紙が教えてくれました。

別れてしまっても、誰かを愛したという記憶はずっと変わらない。

そして誰かに愛されたという記憶もまた、同じように変わらないでしょう。

彼女と彼はある意味、永遠の愛で結ばれているのかもしれません。

彼女は彼の夢と幸せを思って、別れることを決断しました。

MVの主人公は音楽を諦めて別の道を歩んでいましたが、MCアフロは今でも夢を追いかけ続けています。

これはきっと、どちらが良いということではないのでしょう。

人の数だけ正解があり、幸せがある。

出会いと別れを経験することで、人は成長していきます。

それをこの曲、彼女の最後の手紙が、私たちに教えてくれました。