チートタイム
とても明るい曲で、聴いているだけで元気が出ます。
アクロバットが得意なA.B.C-Zですが、今回の曲はダンスも特徴的。
応援団のような振り付けで、本当に応援されているような気持ちになります。
「頑張ろう」と思うことができる曲です。
一緒に踊ってみると楽しい気持ちになるかもしれません。
応援ソング
「チートタイム」とはどんな意味?
この「チートタイム」は全ての人への応援ソング。
それでは、この「チートタイム」という言葉は一体何なのでしょうか。
この言葉は、トレーニング用語である「チートデイ」の造語です。
チートデイとは、トレーニング中に減量している間、1日だけ好きな物を食べてよい日のこと。
1日好きなものを食べることで、身体が満足し、ストレス軽減や代謝アップなど多くの効果が出てきます。
そんなご褒美のような1日を、チートデイと呼ぶのです。
「チートタイム」という言葉はご褒美のような時間という意味を表しています。
タイトルからわかるメッセージ
ご褒美的な時間を表す「チートタイム」。
このタイトルからわかることは、この曲を聴くことでストレスがない時間を過ごしてほしいということ。
これまでずっと頑張ってきた人に向けて、リフレッシュしてほしい。
そして、このリフレッシュをきっかけにまた明日からも頑張ってほしいという意味が込められています。
チートデイは、1日自分の好きなものを食べてストレス軽減以上の効果が出るもの。
チートタイムによって、自分の力がさらに強く発揮されたり、もっと頑張ろうと思えたりするかもしれません。
それでは一体、この曲の歌詞ではどのような人に向けて応援しているのでしょうか。
またどうしたらストレスから抜け出せるのか、具体的に見ていきましょう。
日常を頑張る人へ
仕事をしている人
誰かの顔色を見て
忖度することはストレスフルさ Don't think,Feel
出典: チートタイム/作詞:坂室賢一 作曲:島崎貴光
この歌詞をみて、まず思い浮かんだのは毎日仕事をしている人。
歌詞の2行目にある「忖度」という言葉。
働いていれば、上司の機嫌をうかがわなければならないことは多くあります。
上司に気を使うだけで、かなりのストレスになるのではないでしょうか。
顔色を伺いすぎて、自分らしさを前面に出せないということもあります。
自分の立場を考えて、その立場なりの振る舞いをするのが社会というものかもしれません。
しかし、そんな自分で良いのでしょうか。
ずっと他人に合わせていると、自分というものが無くなってきて、また悩みの種になってしまいます。
自分の感じるままに動くことがストレスから抜け出せる方法であること。
そんなメッセージをこの曲では伝えているのではないかと思いました。
学校で頑張る人
やらなきゃならないことを
やり続けるのって実は相当凄いこと!
出典: チートタイム/作詞:坂室賢一 作曲:島崎貴光
大人だけでなく、毎日学校に行って勉強や部活動に励んでいる人向けでもあります。
学生のときは、悩むことがたくさんあるのではないでしょうか。
勉強のことや部活動のことは特に悩むと思います。
なぜ勉強しなければならないのか。
なぜこんなことをしなければならないのか。
学生時代にそう思うことはよくあるかもしれません。
社会人になって、学生時代の経験が活かされていると感じることは多くあります。
しかし、学生時代真っただ中では、そのようなことはわかりません。
理由もわからず当たり前のように勉強していました。
この曲ではその「当たり前」を「すごいこと」と言っています。
とても自分を励ましてくれるような歌詞だと思いませんか。
毎日学校に通い勉強していることは、すごいことなのです。
部活動に取り組んでいる人や、何かに向き合っている人はさらに素晴らしいのです。
「もっと頑張ろう」と思うことができるのではないでしょうか。
もちろんこの歌詞も、先ほどご紹介した毎日働く人にも同じメッセージが込められています。
毎日会社に行って働いていること、それは実はすごいことなのです。
自分では「当たり前」だと思うことがあるかもしれません。
しかし、たまには自分を褒めてあげることも大切だと思います。
そんな気持ちにさせてくれるのがこの曲です。