シンガーソングライター 絢香


絢香(あやか)
1987年12月18日生まれ
大阪府守口市出身
所属事務所•レコード会社:A stAtion。
配偶者:水嶋ヒロ

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/絢香

絢香さんは、大阪府出身のシンガーソングライターです。

音楽プロデューサーの西尾芳彦さんが主宰している「音楽塾ヴォイス」出身で、同じ「音楽塾ヴォイス」出身のアーティストには、YUIさん、家入レオさんなどがいます。

平井堅さん、Mr.Childrenなどのアーティストが好きで、高校時代はバンドでカバーしていたそうです。

後に、自身のカバーアルバムに「瞳をとじて」「シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜」が収録されました。

病気による活動休止や、水嶋ヒロさんとの結婚など多くのニュースがありましたが、現在は自主レーベルを立ち上げて活動を再開しています。

絢香「恋焦がれて見た夢」

9thシングル曲

【恋焦がれて見た夢/絢香】あなたとの日々は夢のように…。泣ける歌詞の意味を解釈!クロスゲームED曲!の画像

「恋焦がれて見た夢」は9枚目となる両A面シングル「夢を味方に/恋焦がれて見た夢」の2曲目に収録されている楽曲です。

これまでにリリースされてきたシングル作曲に西尾芳彦さんが携わっていましたが、9thシングルから西尾芳彦さんが離れて制作されるようになりました。

「夢を味方に」は絢香さんと蔦谷好位置の共作になっており、「恋焦がれて見た夢」は絢香さん1人で作詞作曲をし、編曲をスキマスイッチの常田真太郎さんが担当しました。

絢香さんのシングルは14枚中4枚が両A面シングルで、他のアーティストと比べて比重が大きいです。

両A面シングルとなった楽曲で全曲タイアップを獲得しており、絢香さんの歌う楽曲の層の厚さを伺うことが出来ますね。

MVは無し…

残念ながら、「恋焦がれて見た夢」のMVはありませんでした。

両A面シングルなので、どちらの曲もプッシュしていると思いますが、「夢を味方に」が1曲目になっているからなのか「恋焦がれて見た夢」のMVは制作されていないようです。

代わりと言ってはなんですが「夢を味方に」のMVを掲載させて頂きます。

収録アルバムは?

収録アルバム情報ですが、オリジナルアルバムには収録されていませんでした。

8thシングルまでの楽曲は2ndアルバム「Sing to the Sky」に収録されていますが、9thシングル、10thシングルはアルバムに収録されていません。

10thシングル以降、絢香さんは活動を休止しました。活動復帰後の11thシングル以降の楽曲から、次のオリジナルアルバムに収録されるようになったのです。

ですが、これまでにリリースされた3枚のベストアルバムには全て収録されていますのでご安心下さい。

バラード曲だけを集めた「ayaka's BEST -Ballad Collection-」というベストアルバムにも収録されています。

絢香さんの曲でゆったりしたい人にオススメのアルバムです。

【恋焦がれて見た夢/絢香】あなたとの日々は夢のように…。泣ける歌詞の意味を解釈!クロスゲームED曲!の画像

歌詞解説

クロスゲーム主題歌

【恋焦がれて見た夢/絢香】あなたとの日々は夢のように…。泣ける歌詞の意味を解釈!クロスゲームED曲!の画像

「恋焦がれて見た夢」は、アニメ「クロスゲーム」の主題歌として起用されました。

他にもコブクロ、近藤夏子さんなども「クロスゲーム」の主題歌を手掛けました。

「クロスゲーム」はあだち充さんによる野球漫画で、主人公の樹多村光、月島若葉、月島青葉の3人の恋愛模様が描かれています。

若葉のことが好きだった光、同じように光のことが好きだったけど死んでしまった若葉、姉である若葉のことが大好きで、本当は光のことも大好きだった青葉。

歌詞の中に「クロスゲーム」の設定がチラついていたので、取り上げながら解釈してみました。

このまま一人 どこか遠くへ行ってしまいたい程
思ってたより簡単だった
あなたを失うということ

出典: 恋焦がれて見た夢/作詞:絢香 作曲:絢香

大事なものを失ってしまったショックで心を痛めています。

人生自体どうでもいいように感じて、自暴自棄になりかけています。

昨日とほとんど変わらない今日。今日とほとんど変わらない明日。

それが当たり前過ぎて大事なことに気付かなくなってしまうのです。

大切な人を失ってしまった時は抜け殻のような状態で、心の中が空っぽになってしまいます。

失うという言葉にもいくつか意味があります。

結ばれていた状態から離れてしまったり、遠いところに行ってしまったり、帰らぬ人となってしまったり。

「クロスゲーム」の中での”失う”とは若葉が息を引き取った後の光と青葉の感情でしょう。

大好きな人を失った光と、大好きな実の姉を失った青葉。どちらにとっても重すぎて耐えられないほどの現実でした。