休憩をいれよう
「もう良いかい?もう良いよ。そろそろ君も疲れたろう、ね。」
息を止めるの、今。
出典: ローリンガール/作詞:wowaka(現実逃避P) 作曲:wowaka(現実逃避P)
1行目の歌詞の台詞はおそらく主人公ではなく、主人公に手を貸していた相手でしょう。
頑張り続けた主人公を労い、安心させようとしています。
主人公の目標は叶ったのか。
これはどちらにも受け取ることができます。
主人公がダメ元で頑張り続けた末に目標達成できたかもしれません。
はたまた目標を達成することはできなかったけど、別の大事なものを見つけた。
どちらでも解釈することはできますが、2番の歌詞の自暴自棄の流れからすると後者の方がしっくりきます。
ボーカロイドだからこそ出せるサビの高音!
「ローリンガール」は全体的に音が高い傾向ですが、サビの部分はズバ抜けて高音です。
サビの高音が曲の良さを引き出している部分もあります。
しかしサビの高音を自然に出せる人はあまりいないのではないでしょうか。
音が出たとしても、そこに表現や想いを込めて歌うのは難しいはずです。
そう考えると「ローリンガール」はまさにボカロ曲としてぴったりの曲だといえます。
「ローリンガール」を原キーのままで歌うことができるのはボーカロイドだからこそです。
愛され続けている曲
「ローリンガール」は2010年に投稿された動画です。
VOCALOIDの楽曲としては古い楽曲に分類されますが、現在でも愛され続けている楽曲。
2020年5月の時点でニコニコ動画では700万再生越え、YouTubeでは500万再生越えになっています。
wowakaさんが2019年4月に急性心不全で亡くなった時は多くのファンが悲しみました。
それでも動画には今でも新しい感想コメントが投稿されています。
素敵な楽曲を生みだしてくれた感謝の言葉や、この曲が好きになった等々。
「ローリンガール」はこれからも視聴者の心に残り続ける名曲の1つだといえます。
まとめ
今回はwowakaさんの「ローリンガール」の歌詞解釈を紹介しました。
少女の苦悩や、頑張りがカッコイイリズムで歌い上げられている素敵な楽曲です。
さてOTOKAKEでは、まだまだwowakaさんの楽曲を紹介している記事があります。
いくつか紹介しますので、ぜひご覧ください。
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