実は、パスピエの曲の歌詞はボーカルの大胡田なつきさんが書いています。
もちろん!「チャイナタウン」の歌詞も大胡田なつきさんが担当しています!
(ちなみに、パスピエのジャケットのイラストも担当しているんですよ)
大胡田なつきさんの頭の中には、何人も自分がいるんだそうです。
そして、「チャイナタウン」は、頭の中にいる何人かの一人が起きていることを表現しているんだとか!
…ということは、「チャイナタウン」は大胡田なつきさんの世界が広がっているんです。
「チャイナタウン」の歌詞を解説!
それでは「チャイナタウン」の歌詞を私なりの解釈と合わせながら紹介していきます。
大胡田なつきさんが表現している「チャイナタウン」とは何なのか?を考えながら読んでみてくださいね。
ルールを破って試したいことがたくさん!
これは理想じゃない そうじゃないの
試したいの したいようにしたい 繰り返して
それは流行じゃない こうじゃないよ
無駄なことしたいの したいようにしたい
出典: チャイナタウン/作詞:大胡田なつき 作曲:成田ハネダ
学生時代に、学校に髪を染めてはいけない決まりなのに、髪色を変えたくなる…。
親が決めた門限までに帰宅しなきゃいけないのに、もっと遊んでいたい…!
こんな風に決められたルールを破りたくなる時ってありませんでしたか?
優等生の人でも、頭の中ではルールを破りたい!と思うときもあるはず!
大胡田なつきさんもルールを破って挑戦してみたいことがあったんだと思います。
どうでもいい話はやめて遊びに行こう!
のべつまくなし 他愛もない話 もうやめていいかな
いかしたカラーのスポーツカーに飛び乗って
出典: チャイナタウン/作詞:大胡田なつき 作曲:成田ハネダ
「のべつまくなし」とは「ひっきりなしに続くこと」という意味があります。
どうでもいい話はもう止めようよ!
目立つカラーのスポーツカーに乗って、遊びに行こう!
今まで親や先生から言われてきたことを守っていた人ほど、こうやって遊びたくなるものです。
…私も、少しだけ反抗してた覚えがあるような?ないような?(笑)
今夜は思い切って遊ぼう!
※
チャイナタウンへ連れてってよ 今夜は騒ぎたいの
眠らない街 文明っていいね
すぐ連れてってよ 気が変わらないうちに
門限それなあに
※
出典: チャイナタウン/作詞:大胡田なつき 作曲:成田ハネダ
「チャイナタウン」のサビの部分です。
このサビの部分でパスピエの「チャイナタウン」は「日本三大中華街」のことではない!と気づきました。
「日本三大中華街」は観光地にもなっているので、深夜遅くまで営業しているお店は少ないはず。
…ですが、パスピエの「チャイナタウン」を「眠らない街」と歌っています。
そう!パスピエの「チャイナタウン」は「夜でも明るい街」を表現しているんです。
これは夢なの?夢じゃない!もっと遊びたい!
それは幻想じゃない そうじゃないよ
熱中症になってふざけていたい
だけど最高じゃない こうじゃないと
四六時中 もう夢中で酔っていたい
出典: チャイナタウン/作詞:大胡田なつき 作曲:成田ハネダ
いつもルールを守っている優等生をしていた…。
優等生をやめると、こんなに楽しいんだ!
学生時代に、こんな風に思ったことはありませんか?
門限を破って、友達と遊んでると「あれ?夢なのかな?」と勘違いするほど楽しい!
熱中症になってしまうほど、身体が熱い!ずっと遊んでいたい!
大胡田なつきさんの頭の中にいる人は、もう優等生には戻れませんね…(笑)
なんだっていいからはしゃごう!
新品のスーツも絶品のドレスも どっちだっていいから
いかしたカラーのスポーツカーに飛び乗って
出典: チャイナタウン/作詞:大胡田なつき 作曲:成田ハネダ
「夜の街」に行くのなら、おしゃれな格好をしたほうがいいのかな…?
いや!もうなんだっていいからとにかくスポーツカーに乗って「夜の街」に行きたい!
一度「夜の街」の楽しさを覚えてしまうと、クセになってしまいますよね。