はじめに
現在は亀梨和也・上田竜也・中丸雄一の3人で活動していますが、デビュー当初は6人グループでした。
今回紹介するのは、彼らの6人体制ラストとなったシングル「Love yourself ~君が嫌いな君が好き~」です。
6人組としてデビューするも…
KAT-TUNに対して「脱退が多い」「人数の入れ替わりが激しい」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
KAT-TUNは、2001年に結成し、2006年にデビューを果たしたグループです。
しかし2010年に、方向性の違い(発表はされませんでしたが、いくつかの報道でそう言われていました)により赤西が脱退。
2013年には「度重なるルール違反行為があった」として、田中が事務所との契約解除及びグループ脱退に至りました。
さらに2016年、田口が脱退及び事務所の退所を発表しました(こちらも、方向性の違いによるものと言われています)。
3人でも精力的に活動中
デビュー当時の半分の人数となったKAT-TUN。
2016年の田口脱退後から2017年にかけては、「充電期間」として活動を休止していました。
しかし2018年1月1日に活動再開を宣言。
頭文字グループじゃなかったっけ?
皆さんご存知の通り、KAT-TUNというグループ名は、メンバー全員の苗字の頭文字を取って名付けられました。
K=亀梨、A=赤西、T=田口・田中、U=上田、N=中丸、といった形です。
では現在はどうなっているかというと、KA=亀梨(KAmenashi)、T-TU=上田(TaTsuya Ueda)、N=中丸(Nakamaru)とされています。
ちなみに、KAT-TUNのファンは「ハイフン」と呼ばれます。
メンバーは減っても、ファンとメンバーとの強い絆が今のKAT-TUNをしっかりと支えているのです。
「Love yourself ~君が嫌いな君が好き~」は6人体制最後のシングル
さて、今回ご紹介する「Love yourself ~君が嫌いな君が好き~」は、2010年2月にリリースされたシングルです。
KAT-TUNにとっては通算11枚目となった今作は、赤西が参加した最後のシングルとなりました。
この後にリリースされた「Going!」からは、5人での歌唱となっています。
また、初回限定盤1には亀梨のソロ曲「愛しているから」、初回限定盤2には赤西のソロ曲「A Page」が収録されました。
『ヤマトナデシコ七変化♥』主題歌
『別冊フレンド』で連載されたはやかわともこによる少女漫画を原作としたこのドラマは、「俺たちが、世界一のレディにしてみせる」というキャッチコピーのもとに放送されました。
4人の美青年と根暗な少女との共同生活を描いたこの作品には、亀梨以外にも、NEWSの手越祐也や内博貴が登場。
ジャニーズファンの間で話題を集めました。
歌詞をチェック
それでは、「Love yourself ~君が嫌いな君が好き~」の歌詞を見ていきましょう。
なお、この曲は他のKAT-TUNの楽曲同様、ラップ部分の作詞者が「JOKER」となっています。
このJOKERとは、当時メンバーだった田中聖の別名義です。
季節はまた巡り めぐるめく街 誰も君のことを気に留めず回る
そんなのどうでもいい ただ君がそばにいればいい
優しい言葉だけ並べても意味はない みんな形だけ 中身は無い
感じるBalanceちょっと変えてみれば 世界は素晴らしく見えてくる
出典: Love yourself ~君が嫌いな君が好き~/作詞:ECO ラップ詞:JOKER 作曲:Tatsugoo