「22/7」を知ってる?
10,325名の応募から選ばれた新たなアイドルユニット
今やアイドル飽和の時代を迎えている日本。
48グループやハロプロといった大手アイドルからご当地アイドル、地下アイドルまでさまざまなアイドルたちが活動をしています。
そんな中、2016年に「2次元と3次元をミックスさせたデジタルアイドル」が産声を上げました。
それが「22/7(ナナブンノニジュウニ)」です。
秋元康氏がプロデュースを担当
「22/7」は、2016年のクリスマスイブに応募総数10,325名の中から選ばれた11人の少女たちによって結成されました。
そのプロデュースを務めるのは48グループの総合プロデュースとしても知られる秋元康氏。
そして彼とタッグを組むのは、こちらも大手であるソニー・ミュージックレコーズと、アニプレックスです。
日本のアイドル界を知り尽くした彼だからこそ作れる、新たな「デジタルアイドル」というのは、一体どんなアイドルグループなのでしょうか?
デジタルアイドルってどういうこと?
8人のキャラクターとリンク
「22/7」は、これまでのアイドルとは異なる「デジタル声優アイドル」というスタイルで誕生しました。
元は11人の3次元アイドルとして結成された22/7ですが、うち8人が2次元キャラクターの声優を担当。
2次元アイドルとして、3次元アイドルとして「22/7」は活動をしているのです。
本来3次元アイドルはCDをリリースし、イベントやライブ、握手会などでファンと触れ合うのが一般的。
「ラブライブ!」のような2次元アイドルも、女性声優たちが声、歌を担当し、キャラクターとしてライブやイベントを行うのが一般的でした。
ですが、「22/7」は2次元キャラクターと3次元のメンバーがリンク。
それぞれが「22/7」として活動をする、まさに「デジタル声優アイドル」なのです。
アイドル好きな人も、アニメ好きな人も楽しめるまったく新しいアイドル像といえるでしょう。
キャラクターを手がけたのは8人の有名クリエイターたち
最初に活動を開始したのは2次元キャラクターで結成された「22/7」でした。
8人の個性豊かなキャラクターは、それぞれ日本を代表する8人の有名クリエイターが手がけたもの。
「けいおん!」などで知られる堀口悠紀子氏、大ヒットとなった映画「君の名は。」に携わった田中将賀氏など、名だたるクリエイターが集結。
1人1キャラクターを手がけ、そのキャラクターたちをメンバーのうち8人が担当しているのです。
そのため、これまで発売された2枚のシングルはキャラクターが描かれたCDジャケットになっていますし、表題曲はどちらも2次元アイドルグループ「22/7」による3DCGのMVが作成されています。
ちなみに、3DCGのMVは3次元のメンバー8人によるモーションキャプチャを使って製作されたのだとか。
細かな部分まで2次元と3次元がしっかりリンクされていて面白いですね。
デビューシングル「僕は存在していなかった」
2017年9月20日リリースと同時にメジャーデビュー!
2016年12月24日に結成された22/7ですが、実際にメジャーデビューを飾ったのは2017年9月20日。
デビューシングル「僕は存在していなかった」がリリースとなります。
もちろん作詞は秋元康氏が担当し、CDジャケットはキャラクターが描かれた2パターンを用意。
前述したとおり、モーションキャプチャで作られたというMVもチェックしておきましょう。
