「安室奈美恵」の引退発表!
ほんとうにびっくりしました~!
ファンの悲鳴が聞こえる・・・
安室奈美恵の引退発表は衝撃的でしたね。突然の発表で本当にびっくりされた方も多いかと思います。
安室奈美恵は芸能界で絶大な人気を誇っていますので、イモトアヤコや木下優樹菜といった業界内のファンにも衝撃が走りました。
今回は、惜しくも引退を発表した安室奈美恵の最新ベストアルバムから、タイトルトラックの「Finally」をご紹介します。
予約だけでミリオンセラーを突破してしまったそうです。やはり人気が高いのですね。
「Finally」の英語の意味は「最後に、終わりに当たって、ついに、とうとう、最終的に」。
引退の年を飾るにふさわしい曲名ですね。
こんなにあからさまなタイトルだと「引退しないで!」と言うファンの悲鳴が聞こえてくるようです。
そして、この「Finally」は日本テレビ系のニュース番組「NEWS ZERO」テーマ曲に採用されています。
この曲は2017年11月8日発売のアルバム「Finally」に収録されています。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Finally (安室奈美恵のアルバム)
ニュースのテーマ曲に抜擢されるということは、幅広い世代に愛されているということ!
引退を感じさせる曲名ですが、それだけでない強いメッセージが込められているのでしょう。
「Finally」の歌詞の意味を紐解く♪
引退に秘めた思いとは?安室奈美恵の心情を考えながら歌詞を読み解いていきたいと思います。
歌詞の意味を解説します♪
Finally, I can stop dreaming
願い続けた日が
ついに今スタートを切ったの
出典: Finally/作詞:Emyli・Matthew Tishler・Felicia Barton・Ben Charles 作曲:Matthew Tishler・Felicia Barton・Ben Charles
冒頭の英詞を訳すと「ついに、夢を見なくて済む」となります。
これは安室奈美恵の本音中の本音なのでしょう。
彼女にとって「夢」は今よりも高い場所にあり、常にそれを追い続けていたのだと考えられます。
常に上を目指すことは、彼女以外でも、私たちにとっても当たり前のことです。
しかし安室奈美恵は、一般人よりも更に高い場所、大きな夢を叶え続けなければなりません。
芸能人、著名人の宿命と言えるでしょう。
「願い続けた日」は引退発表を連想させます。
何年も前から安室奈美恵は引退を考えてきたのかも知れません。
引退を宣言した瞬間から、今までの安室奈美恵ではいられなくなります。
しかし、そのことを彼女はポジティブに捉えているように見受けられる歌詞ですね。
Finally, I can stop wishing
モノクロの世界が
この瞬間 色づいてゆく
出典: Finally/作詞:Emyli・Matthew Tishler・Felicia Barton・Ben Charles 作曲:Matthew Tishler・Felicia Barton・Ben Charles
こちらの英詞を訳すと「やっと、望まずに済む」となります。
歌手として歌の力量、ダンスなど常にレベルの高い技術を望み続けなければなりませんでした。
安室奈美恵といえど、人間。歳を重ねていきます。
それでもレベルを落とさずに、貪欲に技術を追い求めていたのです。
そこから解放される、という彼女の本音ですね。
歌手・安室奈美恵としての人生は平和なだけではありませんでした。
何があっても周囲の期待に応え続けなければならないプレッシャー。
些細な言動で騒ぎを起こしてしまうかもしれない不安。
歌うこととはかけ離れた部分で、悩んでいたのかもしれません。
それが彼女にとって「モノクロの世界」なのではないでしょうか。
引退を宣言した瞬間、それらから解放され、世界は色づきました。
今ここに立つステージで
新しいストーリーが始まる
出典: Finally/作詞:Emyli・Matthew Tishler・Felicia Barton・Ben Charles 作曲:Matthew Tishler・Felicia Barton・Ben Charles
続けるか?辞めるか?本当に悩み続けてきたことでしょう。
そして彼女は引退を決断しました。
「新しいストーリー」=「引退までのカウントダウン」
この部分から、引退までの日々もひとつの物語として決して手を抜かない、という決意を感じます。
守るものがあるから 強くなれるの
光差し込む未知の世界へ
両手広げて 全て受け止めるから
輝かしい未来へ Finally
出典: Finally/作詞:Emyli・Matthew Tishler・Felicia Barton・Ben Charles 作曲:Matthew Tishler・Felicia Barton・Ben Charles
「守るもの」は家族のことを指しているのでしょう。
なぜ「未知の世界」なのでしょうか。
安室奈美恵は10代の頃からずっと歌手として走り続け、その途中で家族を持ちました。
歌手という肩書きを常に持ったまま、家族と過ごしてきたのです。
しかし引退をすれば「歌手」という肩書きはなくなります。
歌手ではない、一人の女性として家族と接することが、彼女にとって未知の世界なのでしょう。
しかしそこには、光が差しています。楽しみで仕方がないのですね。
多忙な日々の中で耳を傾けていられなかった家族の声も、ゆっくりと受け止めることができます。
家族の悩みだって、じっくりと聞いて、考えてあげられます。
そうしたこと全てが未知の世界であり、楽しみなのでしょうね。
明るい未来に向かって「最後の物語」をスタートさせました。