「ただ少しだけ不器用だったのかも知れない」という歌詞にはどんな感情が込まれているのでしょうか。
それは、やさぐれていったことの何となくの理由が隠れていると考えられるのではないでしょうか。
言葉では言い表せない世間に対する反発を、やさぐれるという行動によって表現したかったのでしょう。言葉で抵抗が出来ないから行動で表した。それは正に「不器用」な抵抗です。
恋しているのさ この夜に恋してるのさ
やがて海が見える さみしがり屋達の伝説さ
One Night Carnival fun fun
出典: https://twitter.com/Kabunushi_Sama/status/922748516337836032
そんな不器用な人間には夜の不透明さが心地良くなるものです。
夜は寂しいという人もいますが、夜の闇は世間的な寂しさを紛らわしてくれる時間でもあります。
そんな夜を愛してやまない人間の心情が伺えますね。
あの頃の俺たち闇の中じゃなきゃ夢見られなかった
あのミラーボールみたく明るくてまん丸なお月さんに憧れただけさ
行こうぜピリオドの向こうへ
出典: https://twitter.com/kasaneko_doll/status/705001157437972480
夜の住人となっていっても、夢を見続ける。
「行こうぜピリオドの向こうへ」という歌詞が、一度終わってしまった人生だけど、これからはさらにその先を進んでいこうという決意を感じられますね。
どんな状況に陥ろうと、未来を見据えていく生き様は非常にカッコいいです。
振り付け動画
「One Night Carnival」の公式振り付け動画
「One Night Carnival」のダンスと言えば、メロのパラパラ部分でしょう。
流行った当時は、学校や職場で踊っていた人も多いのではないでしょうか。それだけインパクトの強いダンスと曲でした。
踊ると非常に楽しい曲なので、この動画を見て振り付けを覚え、カラオケやライブで一緒に踊るとより一層楽しくなること間違いなしですよ。
おわりに
氣志團の最大のヒット曲「One Night Carnival」。
イントロからの冒頭のセリフ、「俺んとここないか?」のインパクトが強すぎて歌詞をあまり知らないという方も多かったかもしれません。
改めてこの曲の歌詞を考えてみると、世の中に対する抵抗として刺激を求め夜の世界の住人となっていく孤独で寂しい一人の男を題材とした曲であることがわかります。
それは、まさにヤンキーと言われる人種。ヤンキー・ロックを掲げる氣志團らしい曲です。
そんな歌詞を見ていくと、今までとはちょっと違う「One Night Carnival」を感じることが出来るのではないでしょうか。
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