2017年にリリースされた「GO ON」

セカンドアルバム「花水木」に収録

GADORO【GO ON】歌詞の意味を解釈!不格好でも生きてたらOK?彼が死ぬまで続けたいのは何?の画像

「GO ON」はGADOROのセカンドアルバムに収録されています。

アルバムのタイトルは「花水木」

非常に風流で、ラッパーとは思えない情緒的なアルバムタイトルといえます。

そして「GO ON」は全13曲の中でトリを飾っているのが特徴。

アルバムの中でも特にGADOROの思い入れが強いことがうかがえますね。

メロウなサウンドが心地よい一曲

「GO ON」は非常にメロウで優しいサウンドが特徴です。

決して攻撃的、挑発的なラップではありません。

聴く人に優しく語り掛けるような、そして祈りのようにも聞こえる歌詞のフレーズ。

GADOROの温かみがあふれるナンバーとなっています。

誰にでも聴きやすく、是非歌詞を見ながら聴いていただきたい一曲です。

「GO ON」というタイトル

テーマは不安定な人生

補助輪は取っ払いペダルを漕いだ
躓いたって挫けるのは足だけだ
所詮弱え人間だよ

出典: GO ON/作詞:GADORO 作曲:PENTAXX.B.F

出だしの歌詞は中々ネガティブです。

補助輪を取るといった表現からは、「既に自立している状態」だということがうかがえます。

その分、何の支えもなく非常に不安定な状態です。

GADOROはそんな不安定な中で必死に生きている様子をこの歌詞で表現しているのでしょう。

GADOROだけではありません。

明日には何が起こるか分からない中で生きているのは皆同じ。

誰もが時に不安を抱いて生活しています。

「弱い人間」というのも、全員に共通することでしょう。

そんな状況でも日々頑張っている人たちに向けた曲だと考えられます。

実直に前へ進んでいこう

「GO ON」というタイトルは直訳すると「前へ進め」です。

この曲はタイトルの意味通り、前へ進むことを応援してくれます。

ならば後ろに逃げたって
仕方がねえから

出典: GO ON/作詞:GADORO 作曲:PENTAXX.B.F

この歌詞の通り、人生は後退してもなんの意味もないのです。

生きている以上、私たちは前に進むしかありません。

さらにこんな歌詞もあります。

1分1秒を大事に生きると
言い切る自信なんて誰にもねえ

出典: GO ON/作詞:GADORO 作曲:PENTAXX.B.F

 何もしなくても時間は刻々と過ぎてゆきます。

時には迷ったり不安になったりして立ち止まることもあるでしょう。

一時たりとも無駄にしないとは誰も宣言できません。

長い目で見て、しっかりと歩をすすめていればそれでいいと背中を押してくれています。

生きることの難しさ

幾度となく表れるハードル