「One」
アルバム収録曲
「One」は2014年3月5日にリリースされた、andropにとって6枚目のアルバム『period』に収録されている曲です。オリコンチャート10位を獲得したアルバム。
『period』の初回限定盤は特典映像が収録されたDVDが付属し、特殊スリーブ仕様でした。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Period_(andropのアルバム)
ファンは特典映像目当てに初回限定盤を買っちゃいますね(笑)。
レコード会社の上手な販売戦略に乗せられているのですが、映像が見たいのでファンにとっては嬉しいです。
androp流のカラフルポップな世界が美しい曲です。それでは「One」の世界を見ていきましょう。
「One」の歌詞
深掘り
もしかしたらこの世界は
小さな箱庭になっていて
神様とかいう誰かが
空から覗いたりなんかして
出典: One/作詞:Takahito Uchisawa 作曲:Takahito Uchisawa
たまに操られていたのなら
あのことも納得できる気がする
だったらどうせこの一歩も
取るに足らない存在なの?
出典: One/作詞:Takahito Uchisawa 作曲:Takahito Uchisawa
神様に運命を操られていると歌う場面です。神様に操られているのならば自分の人生はあきらめがつくかもしれません。
しかし、人間は自分の足で歩くという事で自分の存在を確かめることができます。
神様に操られる人生って何か味気ないですよね。
人間としての存在を自分で確かめることの重要性が込められているのではないでしょうか。
叫びや悩みや願いごと
聞こえてるのか聞こえていないのか
そもそもここに存在するなら
抗うように進んでみるのはどう?
自分を信じてみるのはどう?
出典: One/作詞:Takahito Uchisawa 作曲:Takahito Uchisawa
神様って本当にいるんでしょうか。ただ人間の都合の良いように神様という存在があるのでは。
神様という存在を免罪符のようにするのではなく、人間として自分を信じて生きてみるのはどうかと問う歌詞です。
飛びたけりゃ自分で飛ぶんだ
羽はないけれど
飛びたけりゃ自分で飛ぶんだ
出典: One/作詞:Takahito Uchisawa 作曲:Takahito Uchisawa
「羽なんかなくても自分で飛ぶんだ!」と宣言する歌詞。
「羽という道具なんかなくたって自分の意思や考えでやりたいように突き進め!」というメッセージではないでしょうか。
ついつい、自分に言い訳して行動することをやめてしまう人たちには耳の痛い話かもしれません。
君が好きな夢と好きな場所へ
どこの誰でもない自分だけのストーリー
シナリオなどはないから さあ
今 呼吸をして
出典: One/作詞:Takahito Uchisawa 作曲:Takahito Uchisawa
テンションが上がるサビです。シンプルな歌詞ですから特に解釈する必要もないですね。
「自分が好きなように生きろ!」という力強い言葉です。
なかなか難しい生き方ですが、一度きりの人生ですから自分の好きなように生きたいですよね。
「今呼吸をして」と歌詞にあるように深呼吸をして、自分が生きていることを確かめるのがいいかもしれません。