Bye-Bye ありがとう さよなら 愛しい恋人よ
あんた本当いい女だったよ 最後もう一度抱きたいよ

出典: ズルい女/作詞:つんく 作曲:つんく

「愛しい恋人よ」の歌い方が変わる部分が、より切なさを増しています。

もう終わり、これで最後、ありがとうさよなら。

まるで自分に言い聞かせるようですね。

本音を言えば、「ちょっと」じゃなくて「本当に」いい女だったよ。

だから最後にもう一度だけでも……そう伝えたい彼女は、もう、いない。

まとめ

女性側の視点に立ってみると、失恋した男が、未練たらしく別れた女のことを追うのはカッコ悪い、とは思います。

それなのに、何故かこの「ズルい女」を聴くと、「どうしてこんなに愛してくれるヤツにそんな酷いことするの?!」という怒りがこみ上げてくるから不思議。

繰り返される短い歌詞の端々に、ものすごく深い愛情を感じてしまうからでしょうか。

「未練」という言葉で切り捨てるには、大きくて美しすぎる気がするのです。

彼にとっては本当に「いい女」だったのでしょうけれど、客観的に見るとまったくもって「ズルい女」ですよね。

ここまで愛してくれる相手には、もう二度と巡り会えないかも知れないよ、と忠告してやりたいです(笑)。

こんなに哀しい失恋の歌なのに、不朽の名作だからこそ、語り継がれ、歌い継がれるのでしょう。

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