「レーザービーム」について
まず、発売日や収録アルバムなど、「レーザービーム」の概要についてご説明します。
2011年5月発売のシングル「レーザービーム/かすかなカオリ」に収録
「レーザービーム」は、2011年5月発売のシングル「レーザービーム/かすかなカオリ」に収録されています。
この曲は、「キリンチューハイ 氷結」のCMにも使わました。Perfumeが自身が出演したさわやかなCMを覚えているという方も多いのではないでしょうか。
歌詞に出てくる「シュワり」「実る果実」「ストレイト」といった表現は、中田ヤスタカが「キリンチューハイ 氷結」を意識して作ったそうです。
わずか2週間という短い期間で製作されたため、Perfume史上で1番「レコーディングから発表まで短かった曲」と言われています。
また、カップリングの「かすかなカオリ」は、「キリンチューハイ 氷結 やさしい果実の3%」のCMに使われました。
3rdアルバム「JPN」にも
2011年11月発売の3rdアルバム「JPN」にも、「レーザービーム」は収録されています。
収録されている14曲の中で、「レーザービーム」も含む9曲がシングルという内容の詰まったアルバムです。
このアルバムには、通常盤とDVD付きの初回限定盤があります。DVDには、「レーザービーム」のPVのフルムービーなどが収められています。
実は「レーザービーム」のPVは、東日本大震災の影響で撮影が中止され、シングルの初回限定盤に付属するDVDにはショートバージョンが収録されることになりました。
そのため、フルバージョンのPVが収録されたのはこのアルバムがはじめてとなります。
キレキレなダンスのPVも話題に
「レーザービーム」のPVは、Perfumeのキレキレなダンスが楽しめると話題になりました。また、このダンスの振り付けには意外なテーマがあるそうです。
そんな「レーザービーム」のPVについて、詳しく紹介します。
近未来的な空間で踊りまくるPerfume
この曲は、キレキレなダンスが格好良いPVも話題を集めました。
黒いセクシーな衣装を身にまとい、近未来的な空間で謎の白づくめの男から逃げ回るようなPerfumeが印象的な映像です。
PVを担当した関和亮は女スパイを意識したといわれています。
ダンスの振り付けは野球?恋ダンスと関係が?
「レーザービーム」のかわいくてキレのある振付を担当したのは、さまざまなアーティストやCMなど幅広いジャンルにおいて振付を行っているMIKIKOです。
MIKIKOは、社会現象といえるほどの人気を誇った、「恋ダンス」の振付も担当しています。
この曲では、野球を連想させる「グラウンド」という歌詞や、イチローのバックホームの例えに使われる「レーザービーム」から野球を意識して作った部分があるそうです。
サビの激しい振り付けは、Perfumeのダンスのすごさがよくわかります。