それでは最初にご紹介した「少女の祈り」のほうの歌詞内容をご覧いただきましょう。
淋しかった 私はただ幼くて 強がる事で 逆らう事で 自分を示してた
苦しかった 上手に話せなくて 叱られてる意味がわからなくて 笑い方もわからなくて
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=F04290
幼いから何もわからないのか、外の世界や他者とのかかわりが少ないために自己表現が上手にできないのか。
ちょっとアブノーマルさを感じるフレーズですが、実際このような生きづらさを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際筆者もわからないことだらけでございます…。
母親の愛を求めて
ママがくれた十字架のチェーン・・・
私の小さな祈りを・・・
聞こえてるのに また知らん顔・・・
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=F04290
母親の愛を十分与えられず、それを求めてだんだんと行く先が歪んでいく様子が徐々にわかります。
ここには掲載しておりませんが、前後の歌詞を読んでいただくと愛を求めて身体を道具にしたことを読み取ることができます。
愛情不足のかわりに誰かに愛してもらいたい。これはフィクションの中だけの話ではないかと思われます。
口づけて まだやめないで・・・命が燃え尽きるまで 愛に溺れさせて
仮にそれで 死ぬのなら このまま生きてるより怖くなんかない
ただ愛されたかった 少女の祈り・・・
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=F04290
「死ぬのが怖い」というのは多くの方が感じることでしょうが、生きることのほうが辛いし苦しいと考えることもできます。
そして母親の愛を得ることができなかった主人公が、他人に愛を求める様子を読み取ることができます。
こちらも息苦しくなるようなフレーズですね…。
十字架なんてもういらない・・・
神様なんか信じない・・・
なのに見えない何かに祈ってる・・
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=F04290
ラストサビメロ前の要となる部分です。
神様や十字架ではなく、母に祈っているのではないか?そう解釈もできますが、ここはとくにリスナーが自由に解釈すべき場所でしょう。
少女はいったい何に祈っているのでしょうか?
「少女の祈り」まとめ
以上、ABCの「少女の祈り」と似たタイトル曲「少女の祈り III」を併せてご覧いただきました。
もうOto kake内で何度も申し上げていますが、yasuさんとABCが復活するまで気長にあたたかく待つことにいたしましょう!
今こそABC(とJanne Da Arc)の作品を一曲一曲丁寧に鑑賞する時です!
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