三月のパンタシア【パステルレイン】歌詞を徹底解説！止まない雨はないって言うけれど…？切ない失恋ソング

やはり少女は雨に紛れて涙を流していたようです。

「いつまでも一緒に居られる」と思っていた夢が終わってしまう…。

これが彼女の悲しみの正体です。

「好き」という本心を伝えることで今の関係性が壊れることも、恐れているのかもしれません。

そんなこと知らずに心配して声をかけてくる「君」。

優しさのつもりが、少女の悲しさをさらに煽ってしまいます。

雨空にわずかに光が差し込み始めました。

「君」の言葉どおり雨は止み、太陽が大地を照らし始めます。

もうクヨクヨ泣いていられない。

悲しみから立ち上がらないといけない。

そう自分を奮い立たせた少女は、「君」にとあるお願いをしました。

もうちょっとの間、一緒にいてほしい…。

どうしようもない未来を受け入れるために、せめて今は「君」の存在を感じていたいのでしょう。

少しずつだけど、少女は前向きに考えられるようになってきています。

自主企画「ガールズブルー」のひとつである「パステルレイン」はいかがでしたか？

タイトルを和訳すると「パステル色の雨」という意味。

これは、とめどなく溢れる恋心を雨に例えているのかもしれません。

雨に濡れて恋心とともに胸の痛みを受け入れる…。

それがこの楽曲のテーマだったのだと思います。

最後に、OTOKAKEにある三月のパンタシアの楽曲をご紹介します。

前述したように様々なクリエイターが参加しているのがこのユニットの魅力。

ボーカルみあの歌声をこよなく愛す人たちだからこそ、どの楽曲も愛がこもっていて素敵です。

まずは今回ご紹介したアルバム「ガールズブルー・ハッピーサッド」の全曲をご紹介した記事。

アルバム全てに小説の主人公の心情が詰め込まれています。

同アルバムに収録されている「ビタースイート」。

恋に夢中になっていく少女を描いた作品となっています。

思春期の恋愛感情というのは特別で、驚くほどにのめり込んでしまうもの。

コントロールがきかない愛情の物語をお楽しみください。

「三月がずっと続けばいい」のリリックビデオに迫った記事もあります。

「三月」といえば、学生にとって大きな意味を持つ時期。

それをテーマにした楽曲はまさに「青春の一場面」といえますね。