多くの人にダンスカバーされている『高嶺の林檎』
覚えやすくかわいい振付けがポイント
この曲のダンスがなぜ多くカバーされているのか、まず一番のポイントは振付けの覚えやすさです。
つぎにダンスを構成しているグループが左右対称になっており、それが美しくそしてかわいく見えるということです。
また、アクロバティックな動きも導入されています。
イントロの振付けを見てみると、メンバーが大きく3つのグループに分かれています。
真ん中・右・左という形です。
右・左のグループはそれぞれ同じ動きをしています。
真ん中のグループは、左右のグループと違った動きをしています。
上記の動画を見ると、ものすごく複雑な振付けではないことが分かります。
学生の方がダンスカバーするのでしたら、運動部の応援ダンスやチアリーディングにピッタリだと思います。
ポジティブな歌詞を解説!!
Aメロ・Bメロ(1回目)
手の届く 枝になった林檎は
君じゃない 誰かも手を伸ばす
みんながあきらめてるような 高い木の上 探さないのか?
出典: 高嶺の林檎/作詞:秋元康 作曲:田中俊亮
1番Aメロ・Bメロの歌詞です。
「君」だけではなくほかの「誰か」も手が届きそうな理想ではなく、もっと高い理想を持て、というメッセージです。
「林檎」=「理想・目標」。
この例えがダイレクトに伝わってくる箇所ですね!!
Aメロ・Bメロ(2回目)
なぜ君は 絶対失敗しない
手頃な 夢だけを選ぶのか?
結果を 出せないこととは
チャレンジするより だめなことか?
そんな近くに(そんな近くに)
夢はないんだ
出典: 高嶺の林檎/作詞:秋元康 作曲:田中俊亮
2回目Aメロ・Bメロの歌詞です。
「君」に向かって問いかけるのは誰なんでしょうか?
「そんな近くに 夢はないんだ」と断定する「問いかけるもの」は、「君」にとってどういう存在なんでしょうか?
筆者は、「君」=「NMB48」、「問いかけるもの」=「ファン」だと考えています。
また、「君」=「問いかけるもの」であるとも考えています。
最初のAメロ・Bメロよりダイレクトに、メッセージが伝わってくる歌詞ですね!!
ストイックなサビの歌詞!!
問いかけに答える
僕は無理をする 妥協はしない
冷ややかな目で 見られたって...
僕は無理をする すべてを懸(か)けて
平均点はいらない(いらない)
高嶺の林檎よ
出典: 高嶺の林檎/作詞:秋元康 作曲:田中俊亮