内容は第1部で世界中の格闘家の頂点に立った主人公の少年に、これまで戦いで負けたことがない超人的な強さを持つ死刑囚の5人が襲い掛かるという展開です。

「最強」を追い求めた第1部に対し、「敗北とは何か」をテーマに人間性をより深く掘り込んだストーリーになっています。

「BEASTFUL」のPVを紹介

それでは、「BEASTFUL」のPVを見てみましょう。

PVはYouTubeのLantis Channelでショートバージョンが公開されています

撮影場所はゲームセンター

顔は映ってはいませんが、e-ZUKAさんの勢いのあるイントロのギターリフで映像が始まります。

撮影場所はゲームセンターです。

原作の第1部の舞台が「地下闘技場」ということもあって、アングラ風なイメージにしたゲームセンターでバキの世界観を表現しています

格闘ゲームのキャラクター選択画面にKISHOWさんとe-ZUKAさんも登場

KISHOWさんがゲームをしている映像に続き、少年が自宅で格闘ゲームをしている映像に切り替わります。

格闘ゲームはバキの「戦い」を象徴するもので、撮影場所のゲームセンターにもつながっています。

PVの後半を見れていないので、何とも言えないですが、KISHOWさんと少年が戦っているわけではなさそうです。

しかし、ちらっと映ったKISHOWさんのゲームのスティックさばきは、実に玄人っぽい雰囲気が出ていますね。

また、少年が選ぼうとしているキャラクター選択画面にKISHOWさんとe-ZUKAさんも登場しています。

細かい造り込みですね。

最後のシメはKISHOWさんのシャウト!

サビパートではKISHOWさんとe-ZUKAさんの二人がそろって登場。

力士タイプのキャラクターを選択して戦う少年を鼓舞するように楽曲も熱を帯びていきます。

最後は少年が敵のキャラクターを圧倒的な力でオーバーキル。

少年のガッツポーズと、KISHOWさんのシャウトが重なったところ映像が終了します

おそらくですが、少年があまりにもあっさりと勝っているところを見ると、PV後半では、さらに強い敵が出てくるのかもしれません。

シャウトはKISHOWさんのアイデア

最後のシャウトはKISHOWさんのアイデアで入れたそうです。

これまでのシングル表題曲の中でもこれだけシャウトを思いっきり出している楽曲は「BEASTFULが初めて」とも語っています。

また、KISHOWさんはアニメ公式サイトで「人間の中に潜む闘争本能、野獣のような雄々しさを意識して歌いました。刃牙の世界観のお陰でできた曲です」とコメント。

バキの常識を打ち砕く世界観が、GRANRODEOの持っていた力を解放させた楽曲といえるかもしれませんね。

「BEASTFUL」の歌詞は?

【BEASTFUL/GRANRODEO】アニメ『バキ』の戦いを表現したPV&歌詞を解説!の画像

歌詞シングル発売前でまだ公開されていないため現時点で詳細は不明です。

ただ、KISHOWさんは原作第2部「バキ」のテーマ「『敗北を知りたい』を取り入れながら、勝者のマインドも対比させた」と話しています。

「敗北を知りたい」ということは「負けたい」ということではなく、これまでに経験したことのない最高の相手と戦いたいという未知への渇望です。

PVで歌詞を聞き取ってみると、KISHOWさんの歌詞にも「打ち破れ」などというワードが拾えます。

バキの主人公に重ねながらKISHOWさんは「限界を超えて新たな自分をつかみ取れ」といったようなメッセージを込めているのかもしれません。

シングル「「BEASTFUL」は2形態で発売

シングル「BEASTFUL」は7月11日に発売されます。

初回限定盤と通常盤の2形態での販売で、初回限定盤にはMVを収録したBDが同梱されています。

また、初回生産分特典として12月8、9日に開催するライブ「2018 G13 ROCK☆SHOW」の先行受付案内も同封されています。

さらに、初回限定盤と通常盤のどちらにもバキ原作者による描き下ろしイラスト長帯仕様が付属しています。

GRANRODEOの世界観をもっと味わおう!

【BEASTFUL/GRANRODEO】アニメ『バキ』の戦いを表現したPV&歌詞を解説!の画像

GRANRODEOはこの「BEASTFUL」のように、タイアップ曲では原作の世界感に合わせたさまざまな楽曲を発表しています。

下記の記事では「BEASTFUL」の前にリリースした直近の楽曲を紹介しています。

GRANRODEOのさまざまな魅力を知ってもらうためにも、ぜひ、チェックしてみてくださいね。