日本でも大人気!Maroon 5とは
Maroon 5(マルーン・ファイブ)と言えば、日本でもCMなどで起用されることが多いアメリカの人気バンドです。
一度聴いたら忘れられないキャッチーなメロディラインと、ボーカルのアダム・レヴィーンの甘い歌声は誰にとっても親しみやすく、日本でもコアなファンを獲得しています。
バンドは2001年にロサンゼルスにおいて、5人編成で結成されました。そのため、2011、12年頃までのヒット曲が好きだった人にとってはバンド名の通り、5人組という印象があるかもしれません。
しかし、現在メンバーは7人まで増えています。正確には今は「マルーン7」ですよね!
ロングセラーとなるヒット曲を多く出していることで知られており、代表作としては"This Love”や"She Will Be Loved”、"Makes Me Wonder"などがあります。
Christina Aguileraとのコラボで話題になった「Moves Like Jagger」を解説!
“Moves Like Jagger”(ムーブス・ライク・ジャガー)または“Moves Like Jagger(feat. Christina Aguilera)”は、2011年6月21日に発売されました。
ダンス・ポップまたはエレクトロ・ポップと呼ばれる、電子音が強調されたシンプルなビートが特徴的です。
発売直後のアメリカのビルボード・チャートで8位、同年の9月には1位を記録します。これはMaroon 5にとって“Makes me Wonder”以来の快挙でした。
ちなみに、クリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)とアダムは、新人タレント発掘番組の"The Voice”アメリカ版の審査員を一緒に務めたことで意気投合し、コラボすることになったそうです。
この楽曲の初お披露目も、リリース日当日の“The Voice”の番組内でMaroon 5とアギレラが共演して行われました。
ジャガーは動物ではなく、あの人のことです
タイトルを聞くと、ヒョウに似た動物のジャガー(jagur)を思い出しがちですが、ここでのジャガーは人名です。
この名前の有名人といえば、もちろんローリング・ストーンズのミック・ジャガーのこと。
曲そのものもローリング・ストーンズの“Miss you”とやや重なる部分がありますが、MVのダンスでもミック・ジャガーの動きをコピーしたり、彼の昔の映像が多く使用されたりしています。
まずは、そのMVを観てみましょう。
MVの登場人物は?
MVはミック・ジャガーの昔の映像と、シングル発売直前にロサンゼルスで撮影された現代の映像を組み合わせています。
若い頃のジャガーのインタビュー映像の後に登場するのはジャガーのダンスをコピーするダンサー。それに加えてバンドメンバーが登場し、場面が頻繁に入れ替わる構成です。
背景にはアメリカ国旗の他、イギリス人のジャガーのためにユニオン・ジャック(ややシンプルにされたデザインのもの)、それにジャガーの名前がピンクで表示されたものなどが入れ替わります。
後半に登場するのは、もちろんクリスティーナ・アギレラ。レトロな雰囲気を出すためにマスカラをヘビーに使ったメイクと大きな帽子で飾っています。
日本でもこんなCMに使われました!
当時、ディスコを中心に流されていたこの楽曲は、2016年になって日本のCMにも使われました。
それはTBS系の日曜劇場「99.9 -刑事専門弁護士-」の告知CMです。
主題歌ではないにも関わらず、主演の松本潤らが登場する短いCMにぴったりとはまっており、「あれは何ていう曲?」と話題を集めました。
残念ながら公式動画は残っていませんでしたが、機会があったらぜひ観てみてくださいね!
「Moves Like Jagger」の和訳はこちら!
ここから歌詞&訳文
Just shoot for the stars if it feels right
And aim for my heart if you feel like it
Take me away and make it okay
I swear I'll behave
出典: Moves Like Jagger/作詞:Benjamin Levin, Adam Levine, Ammar Malik, Shellback 作曲:Benjamin Levin, Adam Levine, Ammar Malik, Shellback
それが正しいと思うなら、星を撃ち落とせ
望むなら、俺のハートを狙うんだ
俺を連れ去って、うまくやってくれ
行儀よくするって誓うからさ