ハリウッドデビューを果たし、吉永小百合に「天才」と呼ばれる二宮の存在は確かに大きいものです。
しかし大野も負けてはいません。
ドラマ「魔王」や「世界一難しい恋」、そして映画「忍びの国」でも持ち味を生かした演技を見せてくれていました。
センスで演じ分ける二宮に対し、台本を読み込み、役の気持ちに寄り添うように役作りをする大野。
タイプは違いますが、それぞれ役者としてのポリシーを大切にしています。
ライブを見ていても感じるのですが、あれだけの完成度を維持するには相当な練習が必要なはずです。
それなのに本人は飄々と、まるで練習なんか何にもしていないような顔をしています。
努力する姿は見せたくない、影の努力者、そんな言葉がぴったりとハマる人物なのでしょうね。
「Hit the floor」で描かれる世界
まるで仮面舞踏会
宴もたけなわ。
グラスの泡が消えたころ、彼女の手を取り、一気にダンスフロアの中心へ。
彼女の香りを感じるほどそばに寄り、二人だけのダンスは始まります。
これまでの世界がまるで違って見えるほど、二人で踊るダンスは魅力的。
だけど二人の周りは邪魔者だらけ、結ばれることのできない関係なのでしょうか。
Masquerade(仮面)の下にある素顔を知れば、二人は今すぐ離れないといけない。
だからこそ、Seacret Ladyとして彼女をエスコートして、別の世界へと誘いたい…。
そんな華やかな世界での一幕のような歌詞がつづられています。
こんなアダルトな解釈も?
こんな風にも受け取れます。
Seacret Ladyはあくまでも「今宵の」Seacret Lady。
一夜限りの恋のお話にも聞こえてくるんです。
ようこそ 夢の向こうへ 名もなきStrenger
出典: https://www.uta-net.com/song/154157/
「Stranger」には旅人、異邦人などの意味のほかに他人、知らない人なんて意味もあります。
一夜限りの相手としてしか思っていない、「名もなき知らない人」を連れて向かったのはどこ?
「Hit the floor」には「激しく踊る」という意味もありますが「エレベーターの降りる階のボタンを押す」という意味も。
名前も知らない人を連れてエレベーターを共に降り、向かった場所は…。
一体どこで激しく踊るの?
そんなアダルトな解釈をしたくなるのは、大野の色気にやられてしまったからでしょうか。
君のことを悲しませることなら 一億年でも隠しきってみせるさ
出典: https://www.uta-net.com/song/154157/
だんだん石田純一臭がしてきましたよ。
一億年も隠さないといけない「嘘」って一体何なのでしょう。
他にもたくさん女性がいること?
一夜限りの相手だっていうこと?
一つの曲がこんなにも違う印象に読み取れるなんて。
大野智、恐るべしな1曲です。
ダンスも魅力的
残念ながら嵐バージョンの「Hit the floor」は音声と映像が不安定でしたので、「踊ってみたバージョン」も併せてご紹介します。
手の動きがなんだかセクシー、どこかへ誘われてしまいそうな振り付けです。
これだけ踊りながら音程もばっちりと押さえてしまう大野君、さすがです。
こんな踊りを見せられたら、どちらの解釈が正しいのかわからなくなりますよね。
あなたはどちらがお好き?
色々と想像しながら聞いてほしい1曲です。
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