「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」主題歌
そもそも「Fate」って?
Fateとは、マスターと呼ばれる魔術師とサーヴァントと呼ばれる使い魔がタッグを組み、闘う物語です。
「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」のあらすじ
主人公は地球上のほとんどの人類が死滅し、人類史が終わってしまった地球を救うために、過去を旅してきました。
未来に大きな影響を与えた7つのポイントを変えることで、未来を変えようとしたのです。
アニメ版の舞台はその7つ目のポイント、古代メソポタミア。
そこで繰り広げられる、主人公たちの最後の戦いが描かれているのです。
さっそく歌詞を解説!
矛盾だらけのカオスな世界
ずれるピントに迷った 合わせる辻褄を探せ
ほら枯れ葉が舞う やがて蝶になる そしてチューニング合って
あとはなんだっけ
出典: Phantom Joke/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也
パッと読んだだけでは理解ができない、一言でまとめればまさに「カオス」な状況ですね。
ずれているのはピントだけれど、合わせるのは辻褄?
役目を終えて地面に落ちた枯れ葉が、美しく舞う蝶に生き返る?
想像できない、そして絶対にあり得ないことが並び、何だか頭が混乱してしまいます。
きっと主人公が見ている世界が、まさにこんな状況なのでしょう。
アニメの設定では、2016年に人類史が終わりを迎えています。
地球上に住むほとんどの人類が滅亡してしまった…。
こんなこと、あり得ないとついつい笑い飛ばしてしまいそうなほどです。
しかし、現実に起こってしまった。
そんな状況下で、頭の整理がつかない主人公の様子が表現されているように感じられます。
避けられない不条理
急なフェードで焦った 秒速で不条理が始まる
とりあえず選んだせいだから 方をつけなきゃいけないな
出典: Phantom Joke/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也
先ほど描かれていた、人類史の終わり。
それは突然に訪れました。
心構えや抵抗などする間もなく、当たり前の日常が壊れたのです。
納得いかないことが現実に起こってしまった中、主人公は立ち上がろうとしています。
どんなに不条理なことだって、自分が決めたことは貫き通す。
戦うことへのネガティブな気持ちがあるのかもしれませんね。
それでも世界を救うために1度立ち上がったのなら、自分自身の手でケリをつけようとしています。
考え続けろ!
この厳しさは誰に向けられたもの?
退屈の理由は 思考停止のevidence
守るものも守れないならでしゃばるなよ
共感も栄光も賞賛も欲しがるのは野暮ってこと
正体不明の引力が常識を無に帰す引き金を引いてしまうから
出典: Phantom Joke/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也