DREAMS COME TRUE『時間旅行』をピックアップ!
今回ご紹介するのはDREAMS COME TRUEの『時間旅行』。
1990年にリリースされたアルバム「WONDER 3」のラストを飾る楽曲です。
実はこの曲、ファンの間では「ボーカル・吉田美和の予言ソングでは?!」と話題になりました。
『WONDER 3』(ワンダー スリー)は、DREAMS COME TRUEの3枚目のアルバムである。1990年11月1日にEPIC/SONY RECORDS(現・エピックレコードジャパン)よりリリースされた。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/WONDER_3
オーディエンスにハッピーを届ける楽曲
この曲では、とある天体ショーについて歌われており、その現象が見られる西暦まで指定されています。
天体ショーは法則性がありますから、調べればある程度分かるもの。それが予言?
いいえ違います!
天体ショーが見られるその年、彼女の身に歌詞通りの一大イベントが訪れたのです。
歌詞と吉田美和の人生のシンクロはどこに?
『時間旅行』の歌詞を解説します!
ものの見え方を変えるほどの大きな存在
穏やかな風景描写から始まる『時間旅行』。
二人は今どこで、何をしているのでしょうか。
目の前の全てが愛おしい
Huw…風が吹いて 緑の波(うみ)をつくりだす
少し太陽が眩しいね あなたが笑った
ひざの丈の 草達がなびいて
出典: 時間旅行/作詞:吉田美和 作曲:吉田美和,中村正人
二人がいる場所は、草が生い茂る場所なのでしょうか。
例えば公園や河川敷、この歌詞のイメージからすると少し高台にある広場のような気もしますね。
風があって、不快なほどの暑さではないのだとすれば季節は春真っ只中か、初夏。
春になったばかりの頃は慌ただしいですし梅雨がくればジメジメ、夏の猛暑は人々を疲弊させます。
新生活が落ち着いてから梅雨に入るまでの春の間、何をするにも心地よい気候です。
日差しに目を細めながらもしっかりと彼女を見て語りかける彼の表情や草が揺れる様。
何もかもが二人の幸せを形作るコンポーネントです。
彼がいて成立する景色
あなたがいれば たわいないこんな時間も
泣けてくる程 しあわせな気持ちになれる
出典: 時間旅行/作詞:吉田美和 作曲:吉田美和,中村正人
穏やかな気候と静かな空間は誰もの心を落ち着かせ、幸せを感じさせます。
誰もいない静かな草原で、誰にも邪魔されずにうたた寝ができるような時間。
人によっては最高の癒やしが得られるシチュエーションではないでしょうか。
でも彼女は、もしこの場に一人でいたら「幸せだな」とは感じられなかったのでしょう。
彼女の幸せは、必ず彼の存在がセットになっているのです。
例え穏やかな気分になったとしても、彼も同じように感じているのだと知って初めて「幸せ」が生まれるのでしょう。
彼と見る景色は全ての色が鮮やかになり、全ての光が輝きを増す。
だから当たり前の景色だって有名な写真家が撮った写真のように美しく見えるはずです。
22年を経て生まれた輝き
彼との幸せな時間を過ごす中で、何気ない光景の中に彼女は「何か」を見つけました。
叶うとは限らない奇跡的な「何か」。その奇跡と吉田美和の奇跡的な関係とは?
ファンならずともグッと来る事実がありました!