いよいよTOP3の発表です。
Ken Yokoyamaのおすすめ人気曲第4位は「Soulmate」です。
まさかのカバー曲が2つ目のランクインを果たしました。
しかしファンなら誰もが納得するのが「Soulmate」です。
その理由を明らかにしてゆきましょう。
「Soulmate」に込められた盟友トニー・スライへの追悼の意思
The one companion that stuck by your side since you were born
(本当のダチはお前が生まれてからずっと裏切らずに側にいるんだよ)
出典: Soulmate/作詞:Tony Sly 作曲:Tony Sly
「Soulmate」はFAT WRECK RECORDSの人気を支えたNO USE FOR A NAMEの楽曲。
そのフロントマンであるトニー・スライが2012年、41歳の若さで亡くなってしまいました。
NO USE FOR A NAMEはHi-STANDARDが青春時代を共に過ごした盟友です。
「この素晴らしい楽曲を後世に歌い継ごう」
そのために健さんは「Soulmate」を歌い続けることを決意したのです。
Ken Yokoyamaの歌う「Soulmate」は2018年の「Songs Of The Living Dead」に収録。
そして原曲は「Leche Con Carne!」という作品に収録されています。
Ken Yokoyamaの曲が好きな方は琴線に触れる作品です。
ぜひ原曲も聴いてみてください。
2位「Maybe Maybe」
Ken yokoyamaのおすすめ人気曲第2位は「Maybe Maybe」です。
「Maybe Maybe」はライブの定番曲でありKen Yokoyamaの金字塔的作品。
そこに込められたメッセージを少しだけ紐解いてみましょう。
Thank you,I love you,Can I make you smile?
「Maybe,Maybe」が収録されているのは6thアルバム「Sentimental Trash」です。
この作品はおそらく1stに次ぐ知名度を持っていると思われます。
だからライブに行けば「Maybe,Maybe」はかなりの頻度で聴くことができるのですが...。
アルバム全体を覆う円熟したロックンロール感はキャリアの中でも異才を放っています。
そのため好き嫌いが分かれる作品なのです。
現在の健さんのトレードマークはレスポールではなくグレッチのセミアコースティックギター。
ロカビリー系のギタリストが好んで使うモデルです。
楽器が変わると自然と作曲の趣向にも影響が表れます。
しかし「Maybe,Maybe」は「Sentimental Trash」の中でもっともメロコア色の強いナンバーです!
たぶん たぶんだけど
オレはお前に感謝してると思うよ
こうして音楽をやれるのも
お前のおかげ
出典: Maybe, Maybe/作詞:KEN 作曲:KEN
「Maybe, Maybe」の歌詞は「ありがとう」「愛してる」で始まり「君を笑顔にしたい」で終わります。
楽曲を通して歌われるのは家族や仲間との出会い、震災での経験を通じて手にした感謝の気持ちです。
健さんがライブ中にファンサービスとして服を脱ぎ捨てることがあります。
「Maybe, Maybe」では心まで裸になり全てをさらけ出しているのです。
だからファンは「Maybe, Maybe」が大好きなのでしょう。
1位「I Won’t Turn Off My Radio」
いよいよ第1位の発表です。
Ken Yokoyamaのおすすめ人気曲第1位は「I Won't Turn Off My Radio」です!
あの健さんがMステに出演した神曲!
Through the darkest night
Send me somebody's heart
Send me a light
I won't turn off my radio, oh no
Cut through space and time
Make this bored man smile
or make me cry
I won't turn off my radio
出典: I Won't Turn Off My Radio/作詞:KEN,MINAMI 作曲:KEN
2015年、Ken Yokoyamaは「I Won't Turn Off My Radio」を携えMステに舞い降りました。
健さんがTwitterで「今日はMステを攻めっから。」とツイートした衝撃が昨日のことのようです。
タイトルは「オレはラジオを切らないよ」。
少年時代にラジオから流れてきたあの音楽。
しかし時代は流れラジオは時代遅れといわれます。
MTVに殴られインターネットに背中を刺され満身創痍。
しかしそれでも電波を発し続けるラジオ。
そんなラジオに年老いた自身を重ね合わせたセンチメンタルなパンクソングなのです。
時代が変わっても受け継がれるであろう健さんのパンク・スピリッツ。
そんな激アツ・パンクソング「I Won't Turn Off My Radio」がおすすめ人気曲第1位でした。