【ブレス】ポルノグラフィティの楽曲が劇場版ポケモン主題歌に仲間入り♪温もりのある曲と歌詞の意味に迫る

一言でいえば、温もりがあるけど爽やかでもある。そんな楽曲になっています。

そして、この曲に限ったことではないけれど歌詞がいい！

ポケモンのストーリーと重なる部分も多くあるのですが、ポルノらしさもしっかり感じることができます。

もはや、もともとあったポルノの楽曲がちょうどポケモンの主題歌にピッタリだった、というレベル。

これほどまでに絶妙なバランスで楽曲を作り上げることができるのは、感動に値します！

ここはアーティストらしさ=ポルノらしさがとても感じられる部分ですよね。

ポルノの「ヒトリノ夜」という楽曲の歌詞も同じような感じの歌い出しになっています。

こちらもなんともポルノらしい歌詞になっています。

どちらも作詞はハルイチなのですが、彼の書く歌詞には無責任な慰めがない。

自分たちの楽曲に自信をもって歌っているというか、強い信念が感じられます。

「元気出せよ」「頑張れ！」というのは簡単だけれど、ポルノはそうではない。

無責任な言葉はかけないけれど、そっと寄り添ってくれるような歌詞になっています。

一言でいえば”夢に向かって頑張ろう””明るい未来が待っている”いうようなポジティブな内容。

しかし、三歩先を行くような歌詞ではなく、横に並んで歩いてくれるような優しさがあります。

頑張るための無理難題をいうのではなく、同じ目線で同じ立場になってくれるところが好きです。

頑張っているのに「頑張れ！」と言われても、そんなのわかってる！頑張ってる！と思いますよね。

ところが「頑張ってるのはわかってるよ」と寄り添ってくれる。

今のままでもいいんだよ、と肩の荷を下ろしてくれる感じにホッとします。

夢に向かって頑張ることは素敵なことだし、夢があるほうが人生は楽しい。

けれど、近道しようと思わなくていい。120％の力を出す必要はないんだよ。

というように、優しく呼吸を整えてくれるんです。

人は誰だって、格好いい人や優れている人に憧れるものですよね。

そんな人のことを真似してみたり、教科書や指南書通りの行動をしてみたり…。

何が正解かなんて誰にも分からないけれど、”自分の気持ちを大切にしよう”と言ってくれている気がします。

気分が乗らない日は休憩したっていい。だから遠回りでもいいから諦めずに進んでいこう。

そんな内容になっています。