GReeeeNからの楽曲提供
7人へ贈られた歌
2017年7月現在6人グループとして活動中のAAAですが、2017年3月までは7人グループでした。
2017年3月31日に伊藤千晃が卒業し6人となってしまいましたが、まだまだ7人で活動していた2012年にGReeeeNが作詞・作曲した楽曲が「虹」です。
「愛唄」や「キセキ」などで知られるGReeeeNの歌は、聞き手の心にストレートに訴えかけるメッセージという特徴があります。
AAAが7人であったことから七色や虹といったキーワードが使用されていることは想像に難くなく、「虹」はまさにGReeeeNからAAAへ贈られた歌です。
7人で活動してきた彼らの7年目にリリースされた「777 ~We can sing a song!~」に続く楽曲は、間違いなくファンにとっても大切な一曲でしょう。
軌跡
これまでの足跡
ここまで歩いてきた
足跡振り返り眺めていた
どれも覚えているよ
ひとつひとつ迷っていた 曲りくねり
何度も躓き傷ついた 夢に近づきたくて
出典: 虹/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
振り返った先の「足跡」は過去にあった出来事のひとつひとつです。
穏やかな道のりではなく楽しいことばかりでもなく、迷いつまずき傷つきながら歩いてきたのです。
そんな辛かった出来事も今を構成する要素として愛おしむように「覚えているよ」と優しく声をかけていますね。
投げ出して 弱音をはいて またヒトツ 失ってゆく
傷つき重ね 気づいて明日へ 僕らの色で
出典: 虹/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
弱音を吐く毎に何かを失っていく、それは自信かもしれないし何かを掴むキッカケかもしれません。
何度も経験を重ねることでそのことに気がついて、自分たちらしく歩いていけばいいとわかるようになります。
これからの道
あとどれほどの『ナミダ』を流してたどり着けるだろう?
あとどれほどの『イタミ』をくいしばって立ち上がればいい?
きっと僕らたどり着くんだ!!!
出典: 虹/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
つらいことも悔しいこともたくさんあるけれど、投げ出したくはないという強い思いが描かれています。
あとどれだけを耐えれば良いのか、堪えれば良いのか。
その言葉は投げ出したくないというよりもむしろ、投げ出すなんていうことはカケラも考えていないようにも思えます。
目指すところをひたすらに見据える強い意志があります。
これからの景色どこまでも描こう心のキャンバスを七色で
遥か彼方まで続いてく旅路それでも進んでいればいつか
きっとあの地平線の先虹をかけにいこう
出典: 虹/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
これから先も7人で歩いていく未来を思い描いています。
この先がどうなっているのか、どこまで続いていくかはわかりません。
それでも今見ることのできるその先の未来まで、7人で共に行こうと歌っています。
出来ないことを数え 不安で人と比べてしまいそうに いつもなるけど
きっと世界70億の 生きる日々(みち)それぞれ違うもの
誰もが迷いながらも生きていて 違う光を放って笑って見せて
大事なもの守ったeveryday 描いて繋がり星は七色の虹をかけるさ
出典: 虹/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
一人ひとりがみんな違う日々を生きているのだから、誰かと比べる必要なんてありません。
思うようにいかなくて不安になってしまうことだってあるでしょう。
それは他の人だって同じことで、それぞれがそれぞれに違う悩みを抱えながら生きているのです。
悩み迷いそれでも一人ひとりが自分の道を歩いて、それぞれが異なる輝きを見せます。
誰かや自分を傷つけてしまうことなく守ることができた日々。
そんな大切な日々が星のように瞬いて、人との繋がりの中で光は虹を架けるのです。
虹は人と人との繋がりや絆を意味しているのではないでしょうか。
君らしく 僕らしく この今を歌えればいい
声聞かせて 足跡重ね 交わる運命(さだめ)
出典: 虹/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN