AAA「虹」はGReeeeN提供の曲！？歌詞の意味を探る

つらいことも苦しいこともあるだろうけれど、それでも自分たちらしく歌うことができればいいと歌います。

悲しいことも楽しいことも歌に乗せてしまえばいいのです。

重なる足跡は同じ出来事・経験を共有してきたということです。

涙、痛み、悔しさ、弱さ。

自分の中に湧いてくるそんな感情と向き合うことは苦しいことでしょう。

それでも向き合うことから逃げずに、乗り越えようと誓う強さがここにあります。

本来なら別々の道を生きていたはずの者同士が、道を同じくしているその素晴らしさ。

「カケル」は駆ける、掛ける、賭けるのどれもが当てはまりそうですね。

同じ日々を走り抜ける。同じ時間を掛ける。上手くいくかどうか本当のところはわからなくても賭けてみる。

道を交わらせ、同じ目的に向かって同じように時間を費やした仲間がいます。

埋もれて終わってしまうなんていうことはなく、お互いをお互いの道を照らし合えるような光を放つようになるはずだと歌います。

「駆け抜けた日々」は過去の自分や経験。

そういうものが自分の背中を押してくれるようになります。

楽しかったことも辛かったことも、どんな経験も等しく自分の味方です。

過去を怖れることは杞憂なのだから、とにかく前へと進めば良いと言っているのです。

「君」がいるから歌えます。立ち向かうこともできます。

「君」から教わったものは歌にして、「君」の笑顔は力になります。

この歌がAAAのことを歌ったものとして考えた時、この「君」はAAAのメンバーでしょうか。

もしかしたら彼らを支えるファンのことかもしれません。

支えてくれる人がいなければ歌うことも立ち向かっていくこともできなくなる、そんな世界に彼らは立っているのですから。

正しいことばかりじゃないどころか、毎日間違ってばかりです。

そんな毎日のどれもが素晴らしいものだと歌うのです。

間違ってあがいて、そういう経験が明日の糧になり成長の種となります。

今日が辛くても上手くいかなくても、また新しい明日になります。

旅に出るような新鮮な気持ちで毎日を迎えて未来への糧にしていく、そう思えたら少し前向きな気持ちになれますね。

毎日が未来の礎なのです。

歌詞の中の「虹」は人との繋がりや絆を表していると書きました。

ですがそれ以外にもアーチ状の形から架け橋、つまり道を更にその向こうへと伸ばし困難を乗り越えるための補助してくれるものと捉えると意味はもう少し広がります。

人同士の繋がりだけでなく、その繋がりによって助け合い支え合うことで困難を乗り越えられるようになる、そんな意味が含まれているのではないでしょうか。

この歌はただ前を見て進めば良いというだけでなく過去のどんな経験も誰かとの繋がりも、自分が進んでいくための力になると言っているんですね。