はじめに
メンバー変遷をおさらい
KAT-TUNといえば、あまり詳しくない方は「脱退の多いグループ」という認識をしいてるかもしれません。
さらに2013年には田中聖が、2016年には田口淳之介がグループを脱退し、KAT-TUNは亀梨和也・上田竜也・中丸雄一の3人になりました。
田口が脱退したことを機に、KAT-TUNは「充電期間」という名の活動休止期間に入りました。
この間も、亀梨・上田・中丸はそれぞれ、個人での活動に邁進していました。
しかしそれでも、ファンが3人での「KAT-TUNとしての活動」を心待ちにしていたことは言うまでもありません。
2018年、3人でついに再始動
4月にはシングル「Ask Yourself」をリリースしたり、東京ドームでのコンサートを開催したりと、すっかり完全復活した姿を見せてくれています。
さらに、8月4日の福岡公演を皮切りに、全国ツアーも決まっています。
本来ならデビュー10周年で盛大に祝いたかった2016年に、田口の脱退によって活動を休止せざるを得なかったKAT-TUN。
その大事な時間を取り戻すかのように、お祭り騒ぎが続いているのです!
2007年リリースの「喜びの歌」
前項では現在のKAT-TUNの話をしましたが、ここから話を「喜びの歌」に戻します。
「喜びの歌」は、2007年6月にリリースされた、KAT-TUNの4枚目のシングルです。日本だけでなく台湾でもリリースされ、現地のチャートで週間1位を記録しました。
ジャニーズの多くのシングル同様、初回限定盤と通常盤とがリリースされました。
PVを収録したDVDは初回限定盤に付属しているので、探してみてください。
赤西の復帰第1弾シングル
実はこの前年・2006年の10月、メンバーの1人である赤西がロサンゼルスへの語学留学に旅立ち、芸能活動を一時的に休止しました。
その赤西が帰国し、KAT-TUNに戻ってきたのが2007年4月、つまり「喜びの歌」リリースの直前です。
赤西が帰国したとき、すでにこの曲は5人でのレコーディングを行っていました。
しかし赤西の帰国に伴い、改めて6人でレコーディングし直し、6月にリリースしたのです。
赤西の復帰と再レコーディングにより、第3話から、赤西を含めた6人で歌唱しているもの(CDに収録されているもの)に変わったといいます。
作曲者zero-rock
加えて、自身のソロアルバム『唄者-ウタモノ-』には、"「喜びの歌」"とカッコ付きにしたオリジナル・バージョンを収録しています。
こちらのリリースは2003年なので、KAT-TUNよりも前ということになります。。
maruのまっすぐな声で聴くこの曲はまた違った趣を持っているので、ぜひ聴いてみてくださいね。
愛の喜びを歌う歌詞に注目!
それでは、「喜びの歌」の歌詞を見ていきましょう。
愛してる 愛してる それ以外 見つからない
愛してる 愛してる 行先は どこでもいい
この汽車で見える未来に 終わらないうた
出典: 喜びの歌/作詞:N.B.Comics Rap詞:JOKER 作曲:zero-rock
「愛してる」と繰り返し歌っています。
シンプルなメロディのため、まっすぐな言葉が胸にすっと入ってきます。
「愛してる」だけをひたすらに伝え、それ以外のことは意に介さない歌詞です。
応援しているアイドルがこんな歌を歌っていたら、なんだか嬉しくなってしまいますね。