夢の中でもわかる めくるめく夜の不思議
出典: 愛のしるし/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗
「夢の中でもわかる めくるめく夜の不思議」というこの歌詞が、一番解釈に困るところですね。
前の歌詞の信頼を多く含んだ「愛」の意味で解釈するなら、「夜」、「夢の中」でもわかるということは、
寝ていてもそばにいてくれているるとわかる、「不思議」な安心感のことを歌っているのかもしれませんね。
もしくは前の歌詞の「壊れたボート」で出る旅を死だとするなら、「夢の中」で出会っても愛する人のことはわかるように
目が回るほどに時代が巡り、時が経っても、何度だって「あなた」に惹かれるだろうと思うような、
「愛」の「不思議」のことを言っているのかもしれません。
どんなに素晴らしい愛も、いつかはただの思い出になってしまうとしても
ただの思い出と
風が囁いても
嬉し泣きの宝物
何でもありそうな国で ただひとつ
出典: 愛のしるし/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗
どんなに人生を変えた、素晴らしい「愛」でも、死んでしまえば「ただの思い出」に変わってしまうと、
誰にも平等にやがて死がやってくるという自然の摂理を「風が囁いて」きます。
しかし、見つけた瞬間「嬉し泣き」したくなるような「宝物」、つまり、自分だけの「愛」は、「何でもありそうな」物に溢れた現代社会でも、
「ただひとつ」大切なものなんだと言っているのです。
自分が抱いた感情を人生を輝かせる「宝物」だと感じるのは、「愛のしるし」。
そして、例えいつか誰かの「思い出」に変わってしまうとしても、「愛」こそが、自分が生きた「しるし」ということなのかもしれません。
おわりに
スピッツの「愛のしるし」の歌詞を解釈しましたが、いかがでしたか?
知られた名曲だとは思いますが、今までは歌詞を聴き流していたという方も、
次聴くときは歌詞の意味を感じながら聴いてみてはいかがでしょうか。
また、バンドで演奏してみたいという方のために、無料のバンドスコアは見つからなかったのですが、
安価で購入できるサイトを見つけたので、リンクを貼っておきます。
ぜひ、バンドでコピーしてみてください。
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