我々が担っていること

3人は今でも理想の、夢の国を探し続けています。

それは誰もが優しく、憎しみのない世界です。

もしもあなたがこの曲に勇気づけられたのなら、まずはすべきことがあるのでしょう。

それは、誰よりも先に、あなた自身が立ち上がることです。

理想へと至るためのその一歩を

この閉塞感を打破するために

今からこの世界が
ひっくり返らないかな
客席はガラガラのまま
また次の幕が上がる

出典: 漂流劇団/作詞:吉田崇展 作曲:吉田崇展

一人ひとりの意識が変われば、きっと世界は変えられるでしょう。

この行き詰った閉塞感だったり、どんなに努力しても報われないだろうという無常感を、です。

ズーカラデルは僕らの音楽隊となり、隊列をあの軽快な太鼓のリズムで鼓舞しています。

漂流する劇団の奏でる音楽を聴いた人々が、どんどんと隊列に加わっていく情景が浮かんでくるようです。

今こそ変革の時だ

もうどうしようもない、と塞ぎこんでいる時は過ぎました。

今こそ変革の時です。

さあ、今では大所帯となった、我らが漂流劇団の一世一代の大舞台の幕が上がります。

ただ笑い合いたくて抱き合いたい

革命の第一歩は

あなたを笑わせたいのだ
歯の浮くような 台詞を並べて
幻みたいな 世界を彷徨って
疲れたあんたと話がしたい

出典: 漂流劇団/作詞:吉田崇展 作曲:吉田崇展

変革の第一歩は、ただあなたと笑い合うこと。

そこから世界は変わっていきます。

体制の崩壊とか、そういうことではなく、嫌いなあいつとも分け隔てなく笑い合うことなのです。

あなたが本当に世界平和を願うのであれば、その第一歩がこれなのです。

まずは一番嫌いなあいつを笑わせてみよう、そうズーカラデルは歌っています。

口先だけの「変えたい」はもうやめよう

口先だけの世界平和ではないのなら、初めから最もやりたくないこと、難しいことをやっていくことです。

真に世界平和、優しい世界を追い求めた3人の答えはここにありました。

歯の浮くような恥ずかしいことだってどんどん伝え合いましょう。

なぜならそれは普段の僕たちが避けて通っていることだからです。

一番嫌いなあいつと、恥ずかしいことを言い合って笑い合い、抱き合うこと。

それがあなたにとっての第一歩です。

そして加速していく2番以降の歌詞

嘘を本当にする力

ズーカラデル【漂流劇団】歌詞の意味を独自解釈!どうしてこの世界にいるの?日々の向こうに待つものとはの画像

ねぇママ 僕らの嘘の国
いつになれば本当になるのかしら
誰もここから動かない
時間だけがチクタク流れてく

出典: 漂流劇団/作詞:吉田崇展 作曲:吉田崇展