Suchmos「808」

【808/Suchmos】曲名の数字の意味は?歌詞・MVを解説!Honda「VEZEL」のCM曲!の画像

2018年2月15日から配信開始!

Suchmos新曲「808」が2018年2月15日からダウンロード、ストリーミング配信を開始しました。

2018年2月11日、FM802の番組「INTRO-JUICE802」で午後8時8分に初オンエアされました。

ボーカルのYONCEさんは以前、FM802の番組「MUSIC FREAKS」でラジオDJをしていましたが、「INTRO-JUICE802」はその2時間前に放送されている番組です。

ブラックミュージックの要素がかなり感じられる、夜のドライブに合いそうな楽曲です。

HONDA「VEZEL」のCMに抜擢!

既にご存知の方も多いと思いますが、「808」はHonda「VEZEL」のCMソングとして起用されています。

Hondaの公式アカウントからYouTubeにアップされた「VEZEL」のCMは1ヶ月で200万回の再生回数を記録しました。

まずはSuchmosと「VEZEL」の関係について詳しく掘り下げてみます。

「STAY TUNE」のタイアップ

現在「808」が「VEZEL」のCMソングに起用されていますが、その前にSuchmosの「STAY TUNE」がCMソングとして起用されてました。

2016年9月からCMに起用されましたが、このタイアップが大ヒットを収めます。

「VEZEL」はスタイリッシュな小型SUVで、使いやすさ、性能などで人気を集める車種です。

2014年から2016年まで3年間、日本での年間販売台数が最も多いSUVでした。

人気の車種ではありましたが、「STAY TUNE」をCMソングとして起用したことによって更に人気を集ます。

販売から3年という時が流れているにも関わらず、前年度の販売台数を超える勢いで売り上げを伸ばしました。

Hondaは音楽に敏感

Suchmosは、「VEZEL」のタイアップで成功を遂げたといっても過言ではありません。「VEZEL」のCMで初めてSuchmosを聴いたという方も多いでしょう。

Hondaは数ある自動車メーカーの中でもCMソングにとても敏感で、人気の洋楽も使い宣伝費を惜しまないし、ターゲットにあった楽曲を使用してきました。

当時あまりSuchmosは知られていなかったかもしれませんが、「STAY TUNE」は一度聴いたら耳に残る、ハイセンスでお洒落な楽曲です。

車のイメージにも合っているし、スタイリッシュでお洒落に感じます。ドライブしているところも想像できるし、車と音楽がピッタリとマッチしたのです。

Hondaといえば「VEZEL」が出てくるし、「VEZEL」といえば「STAY TUNE」が出てくるし、Suchmos、「STAY TUNE」といえばHondaが浮かんできます。

これがタイアップの爆発力です。ここ数年で最も成功したタイアップの1つです。

マイナーチェンジによる新CM

「STAY TUNE」は「VEZEL」に対して非常に大きな影響を与えました。

「STAY TUNE」やSuchmosが持つ、お洒落さや少し悪そうな部分まで、「VEZEL」のイメージを作ったことに間違いありません。

そんな中、2018年1月に「VEZEL」のマイナーチェンジが発表されました。この時点でSuchmosがもう一度タイアップすることに気付いた人もいたでしょう。

 Suchmosは1つのCM曲でHondaに著しく貢献しました。だからこそ、Hondaはマイナーチェンジ前の「VEZEL」のような革命をSuchmosに期待したのでしょう。

「VEZEL」のナンバーは”808”

「STAY TUNE」時の「VEZEL」のナンバーは”1207”でしたが、今回のCMでは”808”になっていました。

Hondaの宣伝の中でSuchmosが宣伝するという面白い構図です。「VEZEL」の大ヒットを支えたSuchmosに対する、Hondaからのお礼の意味もあったでしょう。

ここ最近では”8008”ナンバーの車をよく見かけますが、”808”も一気に人気番号になるのではないでしょうか。

余談ですが、「STAY TUNE」時の「VEZEL」のナンバー”1207”は1月27日にリリースした「STAY TUNE」の発売日を示唆していたのかもしれません。

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タイトルの「808」とは?

「TR-808」に由来!?

「VEZEL」の話が長くなってしまいましたが、ここからは本題「808」についてです。

「808」の読み方は日本語で”はちまるまち”です。

音楽業界にいる多くの方が反応する数字だと思うし、音楽が好きな人なら知っている人もいるはずです。

確証はありませんが、「808」というタイトルは「TR-808」(通称:やおや)に由来していると言われています。

「TR-808」とはRoland社が販売したリズムマシーンのことで、販売を中止して30年がたった今でも使われ続けている名器です。

ピンと来ない方も多いと思いますが、街を歩いていると必ずどこかで「TR-808」が使われた音楽が流れています。

その功績を称えて「808」という映画が製作されるほどです。Suchmosの音楽にも影響を与えているようです。