星野源やハマケン(在日ファンク)、伊藤大地らが在籍した伝説のバンドSAKEROCK。その歴史を担う名曲「Emerald Music」について調べました!天才集団だった彼らに待ち受けていた困難とは?
2000年-2002年の2年間在籍していたキーボード。
しかしCD初リリース前に脱退。
2004年に上記の伊藤大地とグッドラックヘイワというバンドを始めました。
これもめちゃくちゃいいバンドなのでぜひ聴いていただきたいです!
他にもbonobosのサポートやWUJA BIN BINでの活躍でも知られます。
田中馨(ベース)
田中馨(たなかけい)は2011年までの11年間在籍していたベーシストです。
彼もこれまでのメンバーと同様に音楽の才があり、ショピンというバンドでの活躍が知られています。
NHKの『みんなのうた』に楽曲提供をしました。
完全に余談ですが、このショピンのヴォーカル、野々歩さんは、ACのCMで「ぽぽぽぽーん」とナレーションを入れていた人です。
天才集団だったSAKEROCK
彼らに困難が立ちはだかる
あくまでトロンボーンがメインの楽曲。コーラスが管楽器の柔らかい音色を際立たせる。
ここまで見てきたように、SAKEROCKは天才たちの集まりでした。
それまでになかった音楽を作り続けてきたのです。
しかしベースの田中が2011年に脱退。
2012年には星野源がくも膜下出血になり、活動休止を余儀なくされます。
ベストアルバム発売
2014年に星野源が復帰すると、3人はSAKEROCKのベストアルバムを作り始めます。
このアルバムはインストでありながらオリコン6位を記録しました。
そしてこのアルバムに唯一新曲として入れられた曲が「Emerald Music」です。
Emerald Music
遠くで鳴る星野源のギター。
伊藤大地のキレのあるドラムに、星野源のマリンバが重なります。
そうしたキメキメの展開から一転、ハマケンのトロンボーンは伸びやかです。
すさまじい静と動の対比が3人の間で繰り返されます。
若き日々
この映像の途中には若きメンバーが写されます。
星野源、絶対高校の頃モテてなかったろこれ…。
この映像からもかなり思い入れの強い曲であることがわかりますよね!
それもそのはず、ベストアルバムに入れた新曲なわけですから、かなりの自信作のはずです。
これまでの集大成として
この曲こそ彼らの歴史の集大成だったのです。
MVにもこれまでの彼らの活動がまとめられています。
こうして様々な情緒が織り交ぜられたこの曲は、もう一度SAKEROCKの歴史に登場することになります。
SAKEROCK 惜しまれつつも解散へ