【嘘とカメレオン】おすすめ人気曲ランキングTOP10！メンバーだけじゃなくて曲の個性も濃いって本当？

タイトルのポストヒューマンというのは近代的な人間像の後に続く新しい価値観を持った人間。

チャム(.△)はこの概念を信頼するメンバーに求めます。

ミニ・アルバムのタイトル「ポストヒューマンNo.5」はメンバー5人への信頼の証です。

嘘とカメレオンは「ポストヒューマンNo.5」で制作環境を一新したよう。

決意を新たに進みゆくバンドの姿を提示しています。

鉄鎖からの解放を謳うラインはマルクス・エンゲルスの「共産党宣言」のラストの名文のようです。

この曲にも傑作MVがあります。

象牙美術というロスト・テクノロジーを前にしてメンバーが演奏するという神秘的な映像作品です。

照明が素晴らしいのでぜひご覧ください。

2016年12月11日にYouTubeで公開されて話題をさらった「されど奇術師は賽を振る」。

ミニ・アルバム「予想は嘘よ」とメジャー・デビュー・アルバム「ヲトシアナ」に収録。

「ヲトシアナ」では新録音されています。

嘘とカメレオンといえばやはりこの曲のインパクトが絶大です。

ランキング1位は散々迷いましたがやはりこの曲にしたいともいます。

2019年7月の執筆段階で再生回数が550万回に届きそうという新世代にしてはずば抜けた数字です。

この曲で嘘とカメレオンを知った人たちが今、彼、彼女たちを支えています。

ライブでも100パーセント演奏される屈指の名曲でしょう。

ライブの本編ラストで演奏されることが多いようです。

この曲を聴かないと帰れないという観客の期待が分かるもの。

歌詞を見ていきましょう。

チャム(.△)によるパーティー・ソング的な趣があります。

とはいえ道を壊すなどとこの時期からすでにラディカルな歌詞です。

傑作MVはインディーズ時代にしては破格の出来栄えで本当に素晴らしいもの。

監督は坪井隆寛、編集は田口春太。

このMVの予算など如何だったのだろうと下世話なことを考えますがお金よりもアイディアが重要。

また、嘘とカメレオンのメンバーの演奏する姿はシンプルにかっこいいのです。

5弦ベースを巧みに操る渋江アサヒ、静かなるギタリストの菅野悠太もそれぞれ味があります。

レコーディングされた音源とはいえ卓抜した演奏力に度肝を抜かれることでしょう。

チャム(.△)の声や人となり、そのカリスマ性はこの頃から際立っています。

人気がでるのも頷ける実力。

世界はこんなバンドの出現を待っていた！

そんな印象さえ持ちます。

新時代の扉を開けたこの曲「されど奇術師は賽を振る」を1位に推してランキング発表を終えたいです。

嘘とカメレオンはスタイリッシュだなと全曲聴き直して再度実感いたしました。

これからこそ嘘とカメレオンの一挙一投足に注目したいです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

OTOKAKEには嘘とカメレオンの関連記事がたくさんあります。

中でもチャム(.△)が正義について真剣に考えた「ルイユの螺旋」をご紹介。

正義への問いが堂々めぐりする中でどうやって最適解にたどり着いたか？

チャム(.△)の思考を追いかけましょう。

渾身の徹底解説です、ぜひご覧ください。