出だしのリズムが頭に残る!「エイミー」
綺麗な歌声と共に歌われる繊細な歌詞は奥底の心情を上手く表現しており、グッとくるものがあります。
イントロ部分はn-bunaらしい中毒性抜群のメロディになっており、聴きごたえ抜群。
ヨルシカを知らない人でも一度はじっくりと聴きたくなるメロディになっています。
コーラスはn-buna自ら担当してる?
なんと「エイミー」のコーラスはn-bunaさん本人がしているという情報があります。
n-bunaさんが歌声で作品に参加しているのは滅多になく珍しい楽曲の1つです。
コーラスなのでじっくりと聴かないと聴き逃してしまいます。
ぜひn-bunaさんの歌声が気になる方は意識して聴いてみて下さい。
歌詞の中には数字遊びが隠れている
n-bunaさんが書く歌詞は心の奥の繊細な感情を書いていることが多いです。
しかし「エイミー」ではリアルな心情描写はもちろんのこと、ちょっとした遊び心も加えられています。
歌詞冒頭に数を数える歌詞がありますが、これが数字だけでなく言葉の中にも数が数えられています。
言葉遊びのようなものなので、ぜひ探してみて下さい。
歌詞解釈
日々の習慣
口に出してもう一回
ギターを鳴らして二拍
歌詞を書いてもう三節
四度目の夏が来る
誤解ばっかさ、手遅れみたいな話が一つ
頭の六畳間、君と暮らす僕がいる
出典: エイミー/作詞:n-buna 作曲:n-buna
引用部分の1~4行目は淡々と羅列されていることから主人公の手慣れている感が出ています。
このことから主人公は普段から音楽に関する活動をしていたのでしょう。
そして4行目の歌詞部分から音楽活動を初めて4年が経っていることが推測できます。
4年間も音楽活動をしている間に主人公は誰かと生活を共にしていたようです。
しかし歌詞にある「頭の」や「手遅れ」という単語から少なくとも現在は一緒に暮らしていない模様。
一体彼らに何があったのでしょうか。
何かに思い悩んでいる
忘れたいこと、わからないことも僕らのものだ
長い夜の終わりを信じながら
出典: エイミー/作詞:n-buna 作曲:n-buna
音楽活動を続けている主人公には何か悩み事があるようです。
しかし、その悩み事はハッキリとしていません。
そのモヤモヤとした輪郭のない悩み事を1行目の歌詞で表現しています。
どんな心配事でしょうか。
お金の事、将来の事、人間関係の…。
これらの具体的な不安も悩みの要素としては入っているかもしれません。
しかしその中でも大部分を占めている悩み事は以前まで一緒に暮らしていた人のことでしょう。
そして解決策の見つからない悩み事でも、いつかは解決されるであろうと望んでいる様子。
解決できると思っていないと、やってられないという感情もあるかもしれません。
過去を払拭できない
さぁ人生全部が馬鹿みたいなのに
流れる白い雲でもう
想像力が君をなぞっている
あの夏にずっと君がいる
出典: エイミー/作詞:n-buna 作曲:n-buna