「憂&哀」(ヒステリックパニック)の読み方は？人間関係が描かれた歌詞を紹介！MV&コードも紹介

比較的キャッチーなメロディなので、テンポさえ掴めれば歌いやすいと思います。

肝心のギターコードですが、探してみましたが見つかりませんでした！申し訳ありません！

歌い出しから既に攻撃的な歌詞です。

「お前痛い！」「頭足んない馬鹿」とは過去にメンバーともが体験した、自分自身とは全く相容れず、衝突を繰り返した日常を示しているのでしょうか。

「おめでたいアンタ方に」、多くの人と交流してきたけど、結局分かり合えず破綻してしまった人間関係。

“俺はお前らみたいにはなりたくない”という、ある種の社会へのメッセージすら感じ取れます。

自分に正直に嘘偽りなく生きれれば楽ですが、価値観が違う人間と働いて暮らしてとなるとそうはいきません。

だからこそ本音と建前で人は生きているのです。ですが腹を割らないスタンスというのは時に“信用できない”、“ズル賢い”と捉われがちです。

建前ばかりで素を見せず、自分をなるべく傷つけない生き方。そういった人達が自分には醜く映り、醜い彼らの声が「鳴り止まない不協和音」という風に表現されているのではないでしょうか。

嫌っている人の声というのはどうしても不愉快に感じてしまうものです。

多くの人がすれ違って行く世の中。学校や会社など、生きていれば他人との意見のぶつかり合いは誰しもが経験します。

だけど言いたいことがいつまでも伝わらないと、相手のことを“何て自己中な奴なんだ”と感じてしまいがちですよね。

「人間交差点」はまさに今生きてる世の中、そして「人身事故」は免れない他人との衝突を指しているのではないでしょうか？

最後を除いて出だしの繰り返しです。

「アンタ方ざまぁ」と嘲笑する形に変わりました。歌い出しの頃に比べ、若干相手への負の気持ちが高まっているようにも感じ取れます。

嘘に何度も惑わされて右往左往する人々。そんな騙して騙されてを繰り返す“おめでたい他人”は、外野席から眺めたら酷く滑稽に見えるもの。

しかしそういう人達を馬鹿にしつつも、「Lie！」、「陰険！」と連呼する所に、どこか寂しさに似た気持ちが感じ取れてなりません。

踊り踊らされる愚かな者々。ですが彼らと違って自分は独りのままなのですから。

「俺もお前も同じ穴の狢」。人間への不信感を剥き出しにしながらも、結局自分も馬鹿にしていた彼らと同じなんだということに気付きます。

自分も含めて人間が嫌い、そんな悲しいような笑えるような結論に行き着いてしまいました。