サウンドスケープは人気アニメ「響け!ユーフォニアム2」のOP曲
「サウンドスケープ」はアニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズの第2期「響け!ユーフォニアム2」のOP曲。
TRUEさんにとっては2015年4月に放送された第1期「響け!ユーフォニアム」に続いてのOP曲となりました。
アニメ第1期のOP曲は「DREAM SOLISTER」
アニメ第1期のOP曲は「DREAM SOLISTER」。
高校の吹奏楽部に所属する主人公たちへのキラキラとした青春応援ソングでした。
夢に挑戦することの素晴らしさや音楽の楽しさを楽曲全体で伝えるようなナンバーです。
「サウンドスケープ」は第1期のOP曲を継承するような楽曲
第2期のOP曲「サウンドスケープ」は「DREAM SOLISTER」を引き継いでいるような楽曲です。
青春を応援するような弾むようなサウンドも継承。
歌詞も「DREAM SOLISTER」の夢や希望に挑戦することから一歩踏み込んだ内容になっています。
「サウンドスケープ」のPVをチェック
想いを伝えることをテーマにした「サウンドスケープ」
撮影場所はアニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズの舞台となる学校です。
第1期の「DREAM SOLISTER」は音楽の楽しさを伝えることにテーマを置いていました。
例えるなら、昔の仲間が集ってセッションしているような雰囲気です。
しかし、この「サウンドスケープ」では原作やアニメに一歩踏み込んで学校を舞台にしています。
また、出演者も原作そのままに、学生たちが演奏しています。
TRUEさんはこの「サウンドスケープ」について想いを伝えることをテーマにしたとしています。
学校を舞台に選んでいるのは、想いを振り返る場所としての装置のようなもの。
そこで、TRUEさん自身も思い出を振り返ることで、イメージを伝えやすくしています。
そして、この曲に込めた想いを素直に、強く届くように歌っているんですね。
アニメ「響け!ユーフォニアム」の内容は?
アニメの内容についても触れておきましょう。
舞台は原作者の出身地でもある京都府宇治市の高校の吹奏楽部です。
そこは、かつて全国大会に出場したこともあった強豪校でした。
しかし、もう真剣に全国大会を狙うような雰囲気もなくなってしまっています。
主人公はそこで新たな人生をスタートさせようとして入学した高校1年生の少女です。
もともと吹奏楽部に入るつもりがなかった彼女が周りに引きずられて吹奏楽部に入部。
そこで、新たに就任した顧問の指導の下、全国大会出場を目指していくという内容です。
第1期では、府大会と関西大会を突破して全国大会出場を決めたところまで。
第2期は、全国大会出場と3年生部員が卒業。
2年生中心の新体制が始まるところまで描かれています。
主人公も仲間や先輩に支えられながら「もっと上手くなりたい」と苦悩しながら努力を重ねていきます。
第1期では、ただ真っすぐに全国大会出場を目指していました。
そして今回の第2期では夢へ近づくことで生じる苦しさなど内面を彫り込んだ内容になっています。
成長は真っ直ぐに伸びることはありませんよね。
乗り越えなきゃいけない壁だって、どんどん高くなっていきます。
必ずあるところで停滞し、それを乗り越えることを何度も繰り返しながら成長していきます。
そんな目を背けたくなるような苦しさも夢をつかむことの難しさもしっかりと描かれています。