【絢香】楽曲一覧を人気順にランキング形式で発表♪歌詞・PV視聴あり！

絢香が何故人気なのか？そもそも絢香とは何者なのか？少しだけ考察してみました。

絢香のプロフィールを覗いてみると、その原点が見え隠れします。彼女が敬愛するアーティストはシェリル・クロウと吉田美和の二人。どちらのアーティストもメッセージ性の強い歌詞を書くアーティストです。

では絢香の書く歌詞はというと、母性を押して歌うというよりも女性であることを全面に表現して、女性の強さや儚さを歌詞に含ませています。ここに共感を生んでいる一因があるのではないでしょうか。

筆者なりに考察すると、人気の理由は心にグッとくる歌詞と澄んだ歌声にあると思います。

明るく唄いきる楽曲もあれば、別れた恋人を想って唄う楽曲もあり、どの楽曲も全般的に歌詞が刺さるのです。

そして全ての楽曲において説得力のある力強いメッセージが込められて、さらに圧倒的に澄んだ声の歌唱力がたまらなく、どんな世代の聴衆にも届くのです。

では歌唱力は？というと、幼少の頃に観た「天使にラブソングを」の劇中にあるゴスペルのシーンに衝撃を受け、親の影響から邦楽よりも洋楽をメインに聴きこんでいたため、現在のボーカルスタイルに行き着いたとあります。

デビュー前はバンドを組んで「Mr.Children」や「Mr.Big」、ジャズのスタンダード・ナンバー「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」までカバーしていたと言うから、驚きですね。

自分の曲を作る！と決心したのが高校1年の時、カバーではなく自分の言葉で届けたいという思いから西尾芳彦さんが塾長を務める「音楽塾ヴォイス」の門を叩いたのです。

この頃に自身が書き上げた作品が「三日月」。絢香の代表曲の一つで、地元大阪からいよいよ上京しデビューするといったタイミングで地元の友人や家族を想って作られたのです。歌詞の中に”ずっと一緒にいた～”とあります。それは家族や仲間のことを想って唄ったのですね。

と、ここまで知ればもうあなたは絢香ファンです。

それでは絢香の人気楽曲を歌詞付き、動画付きで観ていきましょう。

絢香の名曲として数えられている「三日月」が5位にランクイン。

この曲はデビュー前からライブハウスやカフェで唄われていて、デビューシングルの「I Believe」にもライブ音源がシークレットとして収録されていました。

また、アジア各国では2005年からインターネット配信され、大反響を呼びました。

歌詞の最後の”三日月”は当時の折りたたみ携帯に比喩しています。

つまり歌詞にある”三日月”は携帯電話と同じ空を眺めている遠距離恋愛の相手も見ているだろう三日月のことです。

”繋がっている”、”愛してる”は切ない言葉ではなく、遠距離でも話すと距離が短く感じると唄われています。

切なく唄ってますが、歌詞を紐解くと健気に頑張ってる女の子の気持ちを力強く歌い上げてます。

2008年8月に発売されたシングル「手をつなごう」が4位にランクイン。

映画「ドラえもん のび太と緑の巨人伝」の主題歌として使われました。

どこか離れた相手に語りかけるような歌詞は特徴的ですね。

”ないてた自分と君に送るよ”と、離れていても気持ちは届くよ、また会えることは信じていれば叶うからと歌われています。

この曲の歌詞はドラえもんの映画の台本を読んで書き下ろされた歌詞だそうです。

映画を観ながらだとまた違う視点でこの曲を感じられるかもしれません。

動画はアカペラで歌うパートがあります。情景は去ることながら、病気の影響からか、「三日月」や「I Believe」のような伸びやかな声が影を潜めています。思えばこの頃から絢香は病と戦っていたのかもしれませんね