「エンディング」が収録されているアルバムは?

3rdアルバム「blues」収録!

エンディング」は、当初、シングルとして発売される予定でしたが、他の曲のタイアップの関係で、結局、アルバムのみの収録となっています。

シングルとして発売しようと思う程、曲はすばらしく、MVも作られているので、ファンでなくても聞いたことのある人はいるのではないでしょうか。

収録アルバムは、back numberの3枚目のアルバムである「blues」です。

このアルバムは、シングル曲4曲を含む、全12曲入りで、2012年11月21日に発売されました。

「エンディング」はその4曲目に収録され、編曲は、元東京事変のベーシストで、音楽プロデューサーでもある亀田誠治と、メンバーが行いました。

back number「エンディング」の歌詞に迫る!動画再生回数とランキングを検索!の画像

ベストアルバム「アンコール」にも収録!

2016年12月28日に発売された、back number初のベストアルバムアンコール」にも「エンディング」は収録されています。

このベストアルバムは、メジャーデビュー5年目となったことを記念して作られたもので、シングル曲はもちろん、「エンディング」のようなアルバム曲、さらには、インディーズ時代の楽曲も収録されています。

ここまでのback numberが凝縮されたアルバムとなっているので、back numberを聞いたことのない人が最初に聞くのに適していると言えます。

CD2枚組で全32曲も収録されていることから、聞きごたえがありますね。

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「エンディング」の歌詞を読み解く!

ここからは、「エンディング」の歌詞を読み解いていこうと思います。

back numberの楽曲のすべてを、ボーカル&ギターの清水依与吏が手掛けているのですが、彼はこの「エンディング」という曲にどんな思いを込めているのでしょうか。

「君」との別れ、後悔しかない。

二人でいるといつでも
僕は僕の話ばっかりして
それでも君はいつでも
嬉しそうに話を聞いてた
君が僕にしてくれた事は
いくらでも思い付くのに
してあげられた事も
今言える言葉も
僕は見つけられずに

出典: https://twitter.com/Back_num_ber__/status/844167493379809280

付き合っていた「僕」と「君」でしたが、今まさに別れようとしています。

「僕」にとっては後悔しかありません

「僕」は「僕」のことしか考えておらず、全然「君」のために何かをしたこともなく、そのことに今更ながら後悔しています。

別れ話を切り出したのも、おそらくは「君」の方でしょう。

いつも「僕」に付き合って、「君」は無理して笑ったり、言いたいことも言えなかったのかもしれません。

ほとんど初めて「君」から思いをぶつけられたのに、その内容が別れ話というのは、切ないですよね。

でも、「僕」は自分勝手な人のようなので、しょうがないです。

二人で観た映画のエンディングのような別れ方

あの日二人で観た映画の エンディングみたいだねと 君がふと笑い出す 最後の最後になって今 君の代わりなど いないと 気付いたのに

出典: https://twitter.com/back_mv/status/907018757482016770

別れようとしている今の状況が、二人で以前観た映画のエンディングのようになっていると「君」が自嘲気味に言っています。

まさか「僕」も「君」も、映画を観たときに、自分たちがこうなるとは思ってなかったでしょう。

映画のエンディングと、二人の関係の終わり(エンディング)が掛けられていますね。

ある意味、映画のワンシーンのような別れ方も綺麗そうではありますが、二人、特に「僕」にしてみたらそんなことを思う余裕はないと思います。

やっとこの状況になって、「君」に代わる人、「君」以上の人が世の中にいないことに気付いたのですからね。

我慢していた「君」

寂しいも会いたいも
しまい込んでは 微笑んだ君の
その顔を笑顔だと いつの間にか
思い込んでたんだろう

出典: https://twitter.com/ikhbot/status/907038194830585856

「君」は、「寂しい」や「会いたい」という気持ちをやはり伝えられていませんでした。

このことからも、「別れたい」という気持ちが、「君」から「僕」へ伝えられた初めての気持ちであるということがわかりますね。

無理して笑っていたのに、それが「君」の笑顔だと思い込み、自分のことばかり考えていた「僕」は、本当に自分しか見えていないようです。

相手を思わなければ、いつか痛いしっぺ返しを食らうということを表していますね。