いくつもの糸 もつれあう中
僕たちは 繋がっている
君の温もり 覚えてるよ
その真っすぐな声も 響いてるよ
いつまでも 途切れぬ想い
闇に埋もれそうな絆を取り戻せ
君に出会えた その時から
もう ひとりじゃないと 思えたんだ
君がどこかで 見てるんだと
想いながらずっと 生きていけるよ
いつまでも 途切れぬ想い
どこまでも 絶えない想い
出典: Everlasting/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
ここから上位を発表！
5位 いつかのメリークリスマス
先ほど「恋じゃなくなる日」でご紹介したコンセプト・ミニアルバム『FRIENDS』の中の”再会”のシーンにあたる曲です。
クリスマスの定番曲として、今でもクリスマスシーズンになるとよく耳にしますね。
今はもうそばにいない恋人と過ごした幸せだったクリスマスを思い返していますが、もう失われてしまった幸せを振り返るというのはこんなにも切ないことなのかと思い知らされます。
アルバム『FRIENDS』は、この曲から物語が始まっていきます。
部屋を染めるろうそくの灯を見ながら
離れることはないと
言った後で 急に僕は
何故だかわからず泣いた
いつまでも 手をつないで
いられるような気がしていた
何もかもがきらめいて
がむしゃらに夢を追いかけた
君がいなくなることを
はじめて怖いと思った
人を愛するということに
気がついたいつかのメリークリスマス
出典: いつかのメリークリスマス/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
4位 Calling
1997年にリリースされた22ndシングル曲「Calling」は、バラード調の部分と激しいロック調の部分、異なる要素が組み合わされた個性的な曲。
ですがそれがお互いの部分を引き立たせ、非常にドラマチックな印象の曲に仕上がっています。
約束などはもはや必要のない強い絆を表し、そばにいなくても、言葉などなくても心と心で感じ合う姿は誰もがそうありたいと思う姿なのではないでしょうか。
どれだけ離れ 顔が見えなくても 互いに忘れないのは
必要とし 必要とされていること それがすべて
他には何もない
きみといるとき ぼくはぼくになれる そういう気がする
(Yes, I'm looking for you)
言葉よりはやく わかりあえる 輝く瞬間 あざやかに
いままでもこれからも
約束などすることはないだろう
(Still I'm calling you)
だれにも真似できない 同じ夢を見よう
Can you hear the calling?
出典: Calling/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
TOP3はこの曲！
3位 春
切なさといえば必ず名が挙がるのがこの曲。
ある程度に人生を経験した世代であれば、この想いに共鳴する方は多いのではないでしょうか。
出会いの遅さに嘆き、激情を抱えつつも周りの人を裏切ることができない。
だから言葉にすることはないけれどもお互いの気持ちが痛いほどわかる。
わかるからこそ、どうしようもない。でも、だからといって冷静ではいられない。
そんな運命の愛に出会ってしまったことに苦しむ大人の愛が描かれています。
口を開ければ綺麗好きな言葉が本音の邪魔をする
たかが恋なのにいつからこんな臆病になったの
なにも言えないで過ぎてゆく 君の影を見送るだけ
わかっているから涙が落ちる 膨らむ思いを飲み込む辛さを
もっと早く出会っていれば なにもかもがうまくいったのか
華やかに咲いて散るような 瞬間(とき)を二人求めている
出典: 春/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
2位 May
シングル曲ですがこれまであまりライブで演奏もされたこともなく、隠れた名曲がこの「May」。2000年にリリースされました。
失った恋から逃れられずに苦しむ様子にが描かれます。
うまく自分でも気持ちが整理できないまま苦しみ続ける様子が切なく、相手を愛しているのに別れることになってしまった経験のある方にとってはたまらない曲でしょう。
時に愛は、ここまで人を傷つけ苦しめることもあるのです。
昔に戻りたいんじゃない
やり直せるかどうかなんて
そんなことはどうでもいい
ただ気になって仕方ない
勝手な自分を抑えられそうにないだけ
君の声が聞こえるたび
頭の中が熱くなって
言葉になりきれないものが
胸を張り裂こうとしてる
もうすこし一緒にいたかった
うまくやれるような気がした
そんなことはどうでもいい
ただもう一度会いたいんだ
笑ってくれれば僕の世界は救われる
出典: May/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
